バーフバリ 王の凱旋

もうみんな、王を称えた!? 昨年末、王を称えて一年を締めくくり、新年は王を称えて迎えた人たちもたくさんいらしたと思いますが、私もようやく先週2回ほど王を称え、燃えたぎる神聖な炎で魂を浄化しました!! おかげで心身ともにエネルギーに満ちてきた。 バーフバリ! バーフバリ!


神話の映像化とはこういうものなのか……!と心がうち震えたよね。


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バーフバリ 王の凱旋(Baahubali 2: The Conclusion)』監督:S・S・ラージャマウリ


古代インドのマヒシュマティ王国で名を轟かせた伝説の王バーフバリの物語。


国民から愛され絶大なる支持を得ていたのにもかかわらず、暴君バラーラデーヴァにその地位を奪われたアマレンドラ・バーフバリ。彼の生い立ち前半と、その息子マヘンドラ・バーフバリの生い立ちを中心にした話が、日本で昨年公開された『バーフバリ 伝説誕生』でした。


続きものなので、前作を観てないと話がわからないと思うのは当然なのですが、今回、上映前に5分でわかる前作ダイジェストがあるので(流れない映画館もあると聞いたので、下にはっとく)、それさえ観ておけばまったく問題なく話についていけるから大丈夫。いずれにしても観終わってから『伝説誕生』も観よう!ってなるだろうし、そうすると『王の凱旋』もまた観たくなるというループになるとおもう。


私は前作を観て数時間後に『王の凱旋』を観たんですけど、前作はまさかの壮大な前フリだった……というか『王の凱旋』があまりにすごすぎて度肝を抜かれ続け、前作の記憶が消し飛んだ。だって、開始早々クライマックスで、そのあとも休みなくずーっとクライマックスに次ぐクライマックスで、映画が終わってハッと我に返ったら2時間半近く経ってた。びっくりするくらい時間の長さが気にならなかったんですけど、これが恐るべし偉大なる神話の力か……。


王者バーフバリ(父&息子)はもちろん、王家に仕える奴隷剣士カッタッパはじめキャラクター全員がすばらしく、中でも国母シヴァガミの眼力とバーフバリ父のお妃デーヴァセーナの最強の戦士っぷりがさいこう。


デーヴァセーナは相手が国母だろうが、王だろうが、権力に怖気づくことなく言いたいことはハッキリ言う。積年の屈辱にも耐えに耐え、生首を放り投げで不敵な笑みを浮かべ、炎を頭上に頂き満願成就する、デーヴァセーナ妃! 万歳!!!


ポスターにもなっている、バーフバリとデーヴァセーナが共に弓を射るシーン、大好き。思い出すだけで、幸せだ。


映画のこと何も書いてないに等しいけど、とりあえず今回はこの辺で。王を称えたという報告でした。


前作のあらすじダイジェストをはっておきますね。まだ称えてない人はさっそく王を称えに行ってー。





そして今回の予告はこちらです。映画を観たらわかるけど、本編すごすぎてこんなものではなかった……









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# by rivarisaia | 2018-01-15 12:07 | 映画/アジア | Trackback | Comments(0)

あけましておめでとうで、国際子ども図書館

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新年すっかりあけましておめでとうございます

今年はもうちょっと頻繁に更新できるよう努力します!

冬休みはだらだらと過ごして、やるつもりでいたことがほとんどできないまま終了しましたが、のんびりいこうと思います。先週末は上野にある国際子ども図書館に行きました。

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正式名称は「国立国会図書館国際子ども図書館」。公式サイトのニュースをよくチェックしています。明治に建設された帝国図書館を改修していて(設計は安藤忠雄と日建です)、建物を見るだけでも楽しい。今年は3月からオランダの子どもの本の展示会があるので、それもおもしろそうです。

帝国図書館時代の「特別閲覧室」が児童書ギャラリーになっていて、絵本史のコーナーでお伽草紙や子供之友など古い本の復刻版を手にとって読めるので、そこもおすすめ。

では、今年もどうぞよろしくお願いします。

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# by rivarisaia | 2018-01-09 21:53 | 旅行・お出かけ・さんぽ | Trackback | Comments(1)

2017年これを読まずして年は越せないで賞 受賞作!

今年の「これを読まずして年は越せないで賞」も無事決定いたしました!

候補作のリストはこちらをどうぞ。

そしてツイッターで話し合った結果は……

I. YA 最優秀作品: 『The Hate U Give』Angie Thomas

YAの最優秀作品は、「ブラック・ライブズ・マター」や、日常の差別や偏見についてがテーマの作品。こちらは私、感想書いてました。

児童書については来年の2月に審査を行う予定です。

II. ノンフィクション 最優秀作品:『Born A Crime』Trevor Noah

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南アフリカ出身のコメディアンで、2015年からアメリカの「The Daily Show」のホストをつとめているトレヴァー・ノアの回想録です。幼い頃から笑い事じゃないくらい大変な人生を送っているんだけれども、それをユーモアを交えて語っていて、悲惨なのに笑ってしまうし、逆境に負けないエネルギーがつまっていて、なぜだか読んでいてとても元気が出る。本人が読んでいるオーディオブックでもう1回読もうかなー。

III. ジャンル・フィクション(SF、ミステリを含むジャンル小説)部門

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「Shades of Magic 三部作」V.E. Schwa

1巻から順に、タイトルは次の通り。
『A Darker Shade of Magic』
『A Gathering of Shadows』
『A Conjuring of Light』

ジョージ3世の時代、灰色、赤、白、そして滅亡したとされる黒と、3つ(4つ)のロンドンが並行して存在する世界が舞台で、そのパラレルワールドを行き来できる魔法使いが主人公。1巻より2巻が、2巻より3巻が面白い。そして登場するキャラクターがとてもいいです! (NetflixかHuluあたりでドラマ化してほしい〜)


IV. フィクション:(大衆文芸)『Beartown』Fredrik Backman
  (文芸小説)『The Tsar of Love And Techno』Anthony Marra

フィクションは迷いに迷って、タイトルも多いので受賞は2作になりました!
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「Beartown」は『幸せなひとりぼっち』の著者フレドリック・バックマンの長編。過疎化が進む小さな田舎町ベアタウンでは、人々にとって非常に重要な位置にあるものがアイスホッケー。町を再び繁栄させるため、アイスホッケーチームを強化させようと取り組んでいる最中に起きた、ある事件。舞台はスウェーデンだけど、日本に置き換えてもじゅうぶん通用する話だし、まさに今の日本でも話題になっているテーマが描かれています。

文芸の『The Tsar of Love And Techno』は、私が絶賛してて感想も書いてますのでどうぞ。Marraは物語の構成はもちろんのこと、文章もとてもいいのです。



そして2017年の栄えある大賞は『Born A Crime』に決まりました!

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誰が読んでも心に残る箇所があるはず。明るい気持ちにもなるし、本当におすすめ。

ツイッターでの審査の経過は由佳里さんがTogetterに今年もまとめてくださったので、ゆっくりお読みください。



それでは、みなさん、よいお年を! 来年こそは、短くてもできるだけこまめに感想書くようにしたい(毎年言ってる気がする来年の抱負)。



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# by rivarisaia | 2017-12-30 23:57 | | Trackback | Comments(2)

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

観てから1か月くらい経ってる気がしてるし、それどころかすでに10回以上鑑賞した気にもなってるけど、ぜんぜんそんなことはなくて、2週間前に劇場で観た、というだけなんですが、何度も何度も反芻しちゃう。
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(Star Wars: The Last Jedi)』監督:ライアン・ジョンソン

本当はもう1回観に行きたいけど、これは難点として、やっぱね、尺が長いです。

今回、文句があるとしたら、私の場合は2つなんですけど、そのうちの1つが上映時間の長さ。スター・ウォーズのシリーズは、自分がそうだったように、ちびっこにもみてほしいから、できれば今後は2時間以内におさめてほしいです。

あと、基本的に私にとってスター・ウォーズは歴史的事実と同等であり、描かれている内容が気にいるとか気に入らないとかナイ。だって、遠いギャラクシーで起きた現実なんだから。ジャー・ジャー・ビンクスだって、好き嫌い抜きにして全面的に受け入れる構えです。

さて。

冬休みに鑑賞する人も多いと思うので、以下、あいまいにぼやかした感想です。

本作は賛否両論だの、衝撃だのと言われているけれども、激しく文句言っている人の意見をみにいくと、ほとんどがズレている感じで同意できない。上映時間の長さ以外で、内容的に私がもやもやする箇所は、

「ハイパードライブのあの使い方はアリ?」

の1点です。全体的にタイムラインがいまひとつよくわからない構成になってたり、レイア姫メアリー・ポピンズ状態の件も「うーん?」と首かしげたけど、後者は火事場の馬鹿力ならぬ火事場の馬鹿理力かな?と思います。

でも、あのハイパードライブがアリだと、デス・スターであんな苦労することなかったじゃんね……。ドロイドを無情に酷使できそうな帝国もファースト・オーダーも無敵になっちゃいそうだしな…………。

しかし、現実に起きてしまっている事実を受け入れないといけないので、一生懸命に海外のディスカッションとか見てるんですけど、納得いく意見が少ない。みんながんばって理屈を探しているので、私も考えてみるね。

ちなみに「今まで誰も思いつかなかっただけ!」という意見が優勢だけど、いや、でもそれはちょっとなー。ということで、この件については、引き続き検討していきたい。

しかし、今回は見事にルークの物語で、私はルークの最後のあれやこれやには鳥肌たちました。すごい。あんなの想像もしなかった。そして、文句を言う人も多いローズとフィンのパートですが、ここもう少しうまく編集できた気がするのは確かだけど、エピソードとしては、いっちばん最後の重要な場面につながるからね。そして私は、今回の最後の場面はとてもよかったと思ってる。

唯一、ローズのロマンス的要素だけは、すっごい余計でした(もっと仲間的な結びつきを期待しました。まだまだSWは『パシフィック・リム』や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に追いつけていません! がんばって!)。しかし、ローズ自体は愛嬌があってとてもよいキャラクターでしたよ。私は好き。




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# by rivarisaia | 2017-12-27 19:14 | 映画/洋画 | Trackback | Comments(0)

メリークリスマス!

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妹夫婦からもらったアドベントカレンダー。
全部出そろったところで、メリークリスマス!

Buon Natale!!


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# by rivarisaia | 2017-12-24 23:42 | モノ | Trackback | Comments(0)

否定と肯定

アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件の映画化。
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否定と肯定(Denial)』監督:ミック・ジャクソン

ユダヤ人歴史学者デボラ・E・リップシュタットが、ホロコースト否定論者のデイヴィッド・アーヴィングに名誉毀損で訴えられた裁判を描いた映画。

この裁判は、ホロコーストがあったことを証明するのが争点なのではなくて、ホロコーストがあったことは明らかであるからゆえに、歴史家のアーヴィングが、ホロコーストがあったことを知りつつも、自分の都合のいいように嘘を述べていることを証明すること。

わかりにくいかもしれませんが、重要なことです。

裁判を受けて立つことになった当初、リップシュタット教授は、否定論者に真っ向から立ち向かおうとします。自分も証言するし、アウシュビッツの生存者にも証言してもらおうと考える。でも、弁護団にそれは絶対にダメだと固く禁じられる。

ホロコーストがあったことは事実なので、事実を否定する人と対等に議論してはいけないのです。なぜなら、否定論と肯定論をならべてしまうと、まるでふたつの可能性が存在するかのように錯覚させることができるからで、それが否定論者の狙いでもあります。

事実をもとに、細かい部分を検証するのはいいのです。でも根本の事実を否定する論説を、絶対に絶対に対等に扱ってはならない。というのが、この映画を観るとしみじみ伝わってきます(でも邦題や映画の公式サイトはちゃんと理解されてないみたい)。

リップシュタット教授の代わりに弁論を行うのは法廷弁護士リチャード・ランプトン(トム・ウィルキンソン)であり、教授は自分の裁判で勝つために沈黙を守る。

あきらかに好き勝手なこと(おまけに間違っている)を言ってくる相手を前に、ひたすら黙っていなくてはならないというのは苦痛だったろうし、その方針にはじめは苛立っていた教授だけれども、ランプトン弁護士を信頼して一切を任せることにするのだった。

人数が違う、書類が残っていない、写真がない等々を引き合いに出したり、生存者の記憶のあいまいなところを利用したりするところなど、否定論者はどこも似たりよったりですが、とにかく議論の相手にしてはだめ、というのは肝に銘じたいところ。

アメリカの法廷物を見ることが多いので、事務弁護士と法廷弁護士でチームを組むイギリスの法廷はなるほどと思うこともあって、興味深かったです。



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# by rivarisaia | 2017-12-19 19:18 | 映画/洋画 | Trackback | Comments(0)

2017年これを読まずして年は越せないで賞 候補作!!

今年も渡辺由佳里さんやモナさんとともに「これを読まずして年は越せないで賞」略して「これよま」を行います! 日程は決まり次第おしらせしますが、年末です。

候補作のリストは以下の通りですが、感想を書いてない本が多いので(よくよく反省して来年はもう少しがんばります)、各タイトルの内容など詳しくは、渡辺さんのサイトをご覧ください! 




I. 児童書/YA(今年はYAオンリー。児童書は来年2月に延期します!)

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The Hate U Give / Angie Thomas
Words In Deep Blue / Cath Crowley


II. ノンフィクション
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Born A Crime: Stories From a South African Childhood / Trevor Noah
Shoe Dog: A Memoir by the Creator of NIKE / Phil Knight
Lost City of Monkey God / Douglas Preston
What Happened / Hillary Rodham Clinton
Fantasyland / Kurt Andersen

III.フィクション(SF、ミステリを含むジャンル小説)部門
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All The Birds In The Sky / Charlie Jane Anders
The Dry / Jane Harper
Shades of Magic三部作 / V.E. Schwab
Jane Steele / Lyndsay Faye


IV. フィクション(文芸小説、大衆小説)

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A Gentleman In Moscow / Amor Towles
The Guest Room / Chris Bohjalian
Beartown / Fredrik Backman
Eleanor Oliphant Is Completely Fine / Gail Honeyman
Little Fires Everywhere / Celeste Ng
Lincoln In The Bardo / George Saunders

どれが賞を取るのか楽しみ! ツイッターで話しながら決めるけど、遠慮なく横ヤリを入れてもらって構わないのでお気軽に参加してくださいね〜。ハッシュタグは #これ読ま です。

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# by rivarisaia | 2017-12-17 17:28 | | Trackback | Comments(0)

見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや
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