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ランボー:食えない人はトラウトマン大佐

みんなが見てるのに、機を逸すると、そのまま一生見ないで終わるんじゃないかという映画があります。「見てないの!?」と人々に驚かれる映画。私にとって『ロッキー』がそうだし『トップガン』もそうなんですが、ついこの前までこれもそうでした。

ランボー(First Blood)』監督:テッド・コッチェフ

「初めて観たとき、俺は泣いたよ」という家人より「観てないことが信じらんないので、HDに録画しておきましたから」と強制的に鑑賞することに。想像してた話と違って、私の嫌いな「壮大なカン違い物語」であった。ランボーが不憫で私も泣いたよ!

壮大なカン違い物語:主人公は悪くないのに、周囲の人々に誤解され、あらぬ疑いをかけられた結果、逃げまどうはめになったり、刑務所に入れられたり、ときに殺されたりと、あ、カン違いでした!では済まない展開となる。(例:『逃亡者』)


俺の町は俺が守る!と意気込む、よそ者排除型のガンコ一徹な保安官に、「ああ、こういうムカツク保安官いるいる」とイライラしましたが、ランボーさんも、第一印象が悪すぎたのでしょうか。でもいくら彼が口ベタでむさ苦しいからって、あの虐待はヒドイですよねえ。CSIマイアミのホレイショ・ケインまで見て見ぬフリですよ。

人は外見じゃなくて中身だ、というのはあくまで建前で、一見あやしい身なりで何考えてるのかわからない人は、やっぱりあやしくて何考えてるのかわからない人だと思われてしまうのが世の常であり、ときには無理してでも愛想をふりまくことも重要だとしみじみしました。(いや、なんか間違ってる気がする)

それはそうと。

本シリーズでとても気になる存在がトラウトマン大佐。軍隊でのランボーの育ての親であり、よき理解者であり、心の友として、ランボーに対する周囲の誤解と偏見を解くべく、田舎警察やFBIを説得し、もっと積極的に奔走するのかと思ってましたが、あれれ?

あれれれれ?

予想より活躍が控えめ…。そうか、任務じゃないんだし、元上官なんてそんなもんだよね…。駆けつけてくれるだけでありがたいよ。いや、大佐も心のなかで「ランボー、君の苦しみはよくわかる。だが、いまは耐えてくれ」と言ってるのかもしれない。それとも「自慢の元部下が町をぶっ壊しましたよ!はっはっは。でもヤツは<元>部下だから、私には関係のないことでござんす。困ったもんですのう」というのが本音なのか?

ランボーよりも何考えてるのかわからない人、それがトラウトマン大佐、と私の心のリストにその名は深く刻まれた。パート2での大佐の活躍っぷりはいかに!次号に続く。
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Commented by minaco. at 2009-01-13 01:01 x
寒中お見舞い申し上げます。今年も愉快な記事を楽しみにしております!
ところで、
>機を逸すると、そのまま一生見ないで終わるんじゃないかという映画
ありますあります!特にシリーズものはなかなか手を出しにくいですしね。私にとっては「スターウォーズ」なんかそうですが、もうお話は知ってるからこのまま観ないでしまいそう…(汗

ランボー、いろんな意味でガチで不憫でした。1はともかく、どんどんえらい事になっていきますね。いっそ最後の戦場まで見届けてみては…なんてw
そういえば、「Son of Rambow」って英国映画がずっと気になってます。
Commented by rivarisaia at 2009-01-13 20:30
minaco.さま、こちらこそ、しょっぱい世の中を吹き飛ばすようなガチ到来を願って、ガチな記事を楽しみにしておりますよ!

よーく考えてみると、まだまだいっぱいありましたよ>「一生見ないで終わるかもしれない映画」。『愛と青春の旅立ち』とか『愛と追憶の日々』あたりの愛シリーズも観てない…。シリーズものは機を逃すと「まあ、いいか」という気分になcっはいますよね。

ランボーはガチすぎて不憫、でもトラウトマン大佐はガチなのかしょっぱいのか、それすらも超越したところにいるのか、つかみどころがありません。

Son of Rambowって。誰よー!?
Commented by samurai-kyousuke at 2009-01-14 21:31
トラウトマン大佐役のリチャード・クレンナは、ランボーのパロディ映画「ホット・ショット2」にも出演してましたね。役柄もトラウトマン大佐をパロったウォルター大佐役でした。笑っちゃいましたね。
Commented by rivarisaia at 2009-01-15 00:23
『ホット・ショット2』は見たはずなのに、さすがに元ネタを見てなかったせいかまったく記憶にございません。
これは「トラウトマン大佐 番外編」として、もっかい観ないとダメですねー!
by rivarisaia | 2009-01-12 18:18 | 映画/洋画 | Comments(4)