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ウィッカーマン(クリストファー・リーのほう)

春になったらもっとヒマになるはずなのに、あれれ〜?な今日このごろ。まあ以前よりは、余裕かましていますけど。そういえば、ラテン語も久しく遠のいているわね、と深く反省し、先日ラテン語の教科書を開いて思い出したのがこの映画ときたもんだ。…春ですね...。

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ウィッカーマン(The Wicker Man)』監督:ロビン・ハーディ

ニコラス・ケイジのリメイク版は未見。たぶんウッカリ観ることのない限り、一生未見だと思う。これはクリストファー・リーが出ている1973年の映画のほうです。

私は、大昔に1回しか観てないんですよ。だから内容も細部まで詳しく覚えてるわけではないんですよ。明確に覚えているのは、異国の映画館内でひとり味わった「こ、これはいったい…ナニ!?」という気分。本当は別の映画を観るつもりが、曜日と時間を間違えたらしく、始まったらよりによって『ウィッカーマン』だったのよね...。おかげで、いまだに年に1度は思い出す1本です。もう、どうしたらいいんでしょうね。

ある島で行方不明になった少女を探すべく、孤島にやってきた警察官。のどかなのに朗らかすぎてどこか異様な島の人々。妙にエロいシーンがあるのはまだいいとしても、まったくイケてないフォークソングを楽しげに歌い踊るシーンが背骨がかゆくなるくらいイヤな感じ。「ダサイ歌をみんなで嬉々として歌う」という行為は心底キライな私ですが、そんな私を待っていたのは、あの極めつけのラスト。

巨大な木の人形!生け贄!燃え盛る炎!火あぶり!ひええ!という絶妙のタイミングで、突然、笑顔で手を左右にブンブン振りながら歌い出すクリストファー・リーと村人たち。

うわーー!やめてー!お願いやめてー!!気が狂う! 怖い!

さすが、カルト映画でございますね。

「ウィッカーマン」こと柳の枝でつくった巨大な人形は、『ガリア戦記』にも登場します。

ラテン語の教科書に出ている『ガリア戦記』で「ドルイド僧」という言葉が出てきたとき、なぜかこの映画が浮かんでしまい、動詞の活用を思い出そうとする私の頭の中では、ドォ~ンドォ~ンという太鼓の音が鳴り響き、燃える巨大カカシのまわりで腕を振って歌う村人が.....。誰か止めてー!

もういいかげん、この呪縛を解きたい。もう1回観たほうがいいんでしょうか。
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by rivarisaia | 2009-04-06 23:53 | 映画/洋画 | Comments(0)