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サマーウォーズ:日本の夏休みな映画

バカンス映画というジャンルってあるんじゃなかと思うんですよねえ。たとえば、イタリアのバカンス映画なら『太陽の下の18才』とか『狂ったバカンス』、フランスなら『緑の光線』といったぐあい。日本の場合はバカンスじゃなくて、「日本の夏休み映画」ということになりますね。

本作はそんな「日本の夏休み映画」の1本に入ると思う。けっこうおもしろかった。大笑いしたり、ホロリときたりしながら夏休み気分に満たされるので、蝉の声が聴こえる時期に観るのがおすすめ。
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サマーウォーズ』細田守監督

あらすじを文章で読んでもよくわかんないかもしれないので、あんまり気にしなくていいのですが、ざっくり書くなら、
仮想都市で起きた事件が現実世界を大混乱に陥れる。世界の危機に、信州上田の大家族と数学が得意な高校生男子が立ち向かう!

という話。いかんせん大家族なので登場人物も多いけど、そのあたりも観てるうちにわかってくるので鑑賞前にあんまり気にしなくても大丈夫です。

親戚、おばあちゃん、朝顔、ごちそう、スイカ、ビール、縁側、という夏休み要素がてんこ盛り。あと、花札も欠かせませんよね! といいますか、そこで花札をもってくる細田さんのセンスがすばらしいと思いました。

そんな私はこいこいが弱いので、観賞後に、こいこいの腕を磨くべきだろうかと真剣に考えたと告白しておきます。我が家にはこいこい大魔神の家人がいますので、弟子になって特訓するべきでしょうか。

バーチャルな世界でもリアルな世界でも、最終的に残るのは他者とのつながりだったりします。それから年寄りは偉大だぞ! ごはんはしっかり食べようね!

細田さんの『時をかける少女』もおもしろかったけど、どちらかといえば『時かけ』よりも本作のほうが好きかも。うちの親戚も似たようなもんだな…と共感を覚えたせいでしょうか。

最後に余談ですが、ドクターペッパー愛飲者のみなさまへ。主人公が田舎に向かう列車のなかで、さりげなくドクターペッパーの缶が登場します。ストーリーにはまったく関係ないけど、コーラでもペプシでも、ファンタでもなく、そこに一瞬存在するのはドクターペッパーだ。ビバ!ドクターペッパー!

これはドクターペッパー愛飲者である私が密かにもっとも興奮したシーンのひとつと言っても過言ではありません。

はっ!もしかして『時かけ』より好きなのは、ドクターペッパーのせい? そうなの?
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Commented by 森と海 at 2009-08-03 20:42 x
こいこいはゼヒ特訓しておいてください。来るべき時、必要になるかもしれません。世が世なら、初陣でザクの3機も落とすはずのワタクシがいうのですから間違いないです(笑。

この映画を観る時期は8月1日前後に決まっています。なんといっても栄ばーちゃんの命日ですから。
Commented by rivarisaia at 2009-08-04 23:06
あらー、じゃあやっぱり来るべき時に備えて特訓しておくようにいたします。花見、月見のルールはアリでもいいのかな…(それは邪道、と言われることもしばしば)

ザクといえば、お台場のアレが量産型ザクだったらすぐにでも見に行くんだけどなーと思う今日このごろ。
Commented by らら at 2009-08-11 00:21 x
ドクターペッパー、見逃した! 抜かりました…。
本日も映画館は満席でした。お子様もたくさんいましたよー。両親の実家が佐久平なもので、ご近所?の雰囲気を楽しみました。OZ世界のビジュアルイメージも素敵だったな。
シャア専用ザグより量産型ザグを選ぶrivarisaiaさん、渋い! モノアイいいですよねー。わたしもガンダム本体より好き。ドムでもいいけど。
Commented by rivarisaia at 2009-08-11 22:06
ドクターペッパー、さりげなくほんの一瞬しか映らないので、見逃しちゃう可能性大かも。OZ世界のアバターもけっこう笑えますよね。満席なのかー。もっとあちこちで上映すればいいのに。

私も今週はサマーウォーズっぽい親戚の集いがありまして、ある意味夏らしさを満喫してきます。
量産型のほうがかっこいいと思うのよー。ザクじゃなかったらグフでもいいですが、それはメカうんぬんというよりも乗ってた人がイカすオヤジだからという説も...。
by rivarisaia | 2009-08-03 17:10 | 映画/日本 | Comments(4)