ツマグロヒョウモンは子どものころからパンクです

アゲハの終齢幼虫(緑色)は、じっくり見れば見るほどガチャピンみたい。ガチャピンは恐竜の子どもという設定ですが、ほんとはナミアゲハの終齢幼虫なんじゃないの?

そんなミニ・ガチャピンは大変に愛らしいので、たまに手にのっけて遊んだりもできる。
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別にツノ(臭角)出されることもなく、「あれ、葉っぱはどこにー?」という感じでわきわき動いてマジでかわいい。しかしミニ・ガチャピンなら手にのせられる私でも、ほかの蝶の幼虫もさわれるかといえばそうでもない。

先日、庭の草むしりをしていたら、たいそう禍々しい虫がハイスピードで目の前を横切っていきました。

何、アレ!?

速攻調べると、ツマグロヒョウモンの終齢幼虫ということが判明。

ツマグロヒョウモンって、こんな蝶です。たしかに羽がヒョウ柄をしていてキレイです。
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そんなツマグロヒョウモンの幼虫は衝撃でした。手にのせるにはかなり勇気のいる毒々しくとげとげしい外見。でも毒はないし、刺したりもしない。

(そのときの私の心境)
毒ないってよ→ちょっと手にのせてみる?→刺さないってよ→いやあ無理→アゲハは大丈夫なのにツマグロヒョウモンはダメなのかよ!→それは差別じゃないのか?→さあ、どうする!→うーん、やっぱり無理!

ああ、どうせ私は見た目で差別する人間ですよ。
私が躊躇してるうちに、やつは庭の草むらへ消えていきました。

ということで、ご覧ください。写真は小さくしておきます。

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どう、この黒と赤の配色。そしてトゲトゲ。いきなり遭遇するとぎょっとするんだけど。

ちなみにサナギはぶら〜んと逆さまにぶらさがるタイプで、全体は黒っぽく、背中部分にメタリックな突起があるんだそうですよ。

ちょっとまてよ。

若いころは、ブラックに赤かシルバーでスタッズは欠かせない。
大人になったらさすがにスタッズはやめたけど、全身ヒョウ柄。


もしかして、ツマグロヒョウモンってパンク?

たとえば、道を歩いているシド・ヴィシャスに遭遇して、握手したいんだけど、握手してくださいなんてこわくて言えないよーとか思ってるうちにシド・ヴィシャスはどっかに去っていく、みたいなもん?

ええっと、自分でもたとえがよくわかんなくなってきたので、このへんでやめときます。
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毎年、うちの庭でブイブイ言わせてますが、じつはアナーキーな蝶なのかもしれませんよ。
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Commented by ゆずきり at 2009-08-23 20:17 x
春巻さん、すっかりアゲハ幼ち園の園長先生として、幼ちうたちとスキンシップですね!
私も昔一度観察しましたが、はじめて羽化したチョウチョが、羽がくしゃくしゃのままだったのが可哀そうで、なにか自責の念をおぼえました。栄養が足りなかったのかしら・・・。

>道を歩いているシド・ヴィシャスに遭遇して

なにかのドキュメンタリーで見たシドはとっても大人しくてソーリーばかり言ってる子でした・・て、そういう話じゃないですよね。
毛とかトゲとか出てる幼虫は、私やっぱりコワイです。
椿につくやつらを時々退治したあと、しばらくは体のどこかが鳥肌になってます。
Commented by rivarisaia at 2009-08-25 19:11
園長先生なんだか召使いなんだか...という状態ですよ。くる日もくる日も世話に明け暮れ…。来年はやらない!(かも)

羽がくしゃくしゃのままだった原因は何ですかねー。うまく成長できなかったのか、羽化のときにすべって落ちちゃったとか...。

私もシド・ヴィシャス本人はきっと本当は照れ屋というか引っ込み思案だったのではないかと思う!無毒だけどトゲトゲして見せてるだけで! とはいえ、やっぱり私も毛とかトゲのある幼虫は怖いです。

それはそうと、ツマグロヒョウモンって南のほうの蝶なので昔は東京にはいなかったらしいですよ。パンジーやスミレを食べるので、ガーデニングの影響なのか、温暖化のせいなのか...。
by rivarisaia | 2009-08-22 22:45 | 生きもの | Trackback | Comments(2)

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