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ラ・ジュテ

本日さくっと紹介するのは『12モンキーズ』の原案となった映画。私自身は『12モンキーズ』はあんまり好きではない。公開時に観たときも「ちょっと長い…」と感じたくらいだし。ただし、同作は私にとって、トチ狂ったアホなブラピこそイケてるブラピと認識した初めての映画です。いや〜、ブラピはアホに限りますね!

原案の映画にはアホなブラピは登場しませんが、『12モンキーズ』より断然こっちのほうが好き。
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ラ・ジュテ(La Jetée)』監督:クリス・マルケル

これは人のいないさびれた映画館で観るとかなりいい雰囲気になるのではないかと思えます。フイルムもちょっと痛んでたりしてさ。観客は自分と2、3人のおじさんがポツンと座ってるのみ、というシチュエーションを想像するとゾクッとしますね。

白黒のスチル写真をつなぎあわせて構成していて、映し出される風景はむかしのパリなのに、そして未来のシーンはおもに人のアップと変な眼鏡マシンだけなのに、なぜか全篇に漂う近未来の雰囲気。「過去=現在=未来」の時間軸がよくわからなくなってきて、ここではないどこか別の世界を覗き込んでいるような気分に。1カ所、眠っていた女の人が目をパチリとあける場面だけが動画になっていて、そこがとても印象的です。

ところで、主人公は意識だけで過去や未来と行き来してたんでしょうか。身体も一緒に移動してたの?それともすべて記憶の話?などと考え出すと、おそらく映画評論家の方であればさまざまな角度から考察して何ページもの批評が書けちゃいそうな映画でもありますね。

そりゃそうと。

サングラスをかけた主人公がルー・リードに見えてしかたなかったです。そして、主人公と過去の記憶の女性が自然博物館で会う場面って、全然関係のない別の映画でも似たようなシーンがあった気がするのですが、まったく思い出せません。なんだろう…。
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Commented by ゆきたか at 2010-02-06 00:20 x
こんばんは。
確かにブラピはアホに限りますね!
それはそうとこの映画、かなり気になります。買おうかな…
Commented by 森と海 at 2010-02-06 20:29 x
>トチ狂ったアホなブラピこそイケてるブラピ
バーン・アフター・リーディングへの壮大な前振りですか(笑?
フレンチムービーですかこれ?あの国の連中は、普通の寂れた景色で近未来を漂わせるから隅におけません。見ようと思ったら、DISCASしかないなあ。
Commented by rivarisaia at 2010-02-07 22:21
>ゆきたかさん

ええ、ブラピはアホでこそブラピです。

ナレーションと静止画で進むので眠くなるという意見もチラホラ見ますが、30分くらいしかない映画なのであっという間です。
先週、早稲田松竹で上映してたんですけど、またどこかでやらないかな...。
Commented by rivarisaia at 2010-02-07 22:23
>森と海さん

ええ、もう「バーン・アフター・リーディング」への壮大な前振りだと思います。そしてそれは「イングロリアス」へと続く道。

こちらはおっしゃる通り、フレンチムービーです。フランス人ってこういう雰囲気づくりうまいですよねえ。なんだろ、センスの違い?
by rivarisaia | 2010-02-05 22:02 | 映画/洋画 | Comments(4)