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青髭(カトリーヌ・ブレイヤ)

フランスの民話のなかでも子どもの頃からかなり好きな話が「青ひげ」。開けてはならない部屋は血みどろの部屋!そして洗っても洗ってもカギから落ちない血!追い打ちをかけるように「見〜た〜な〜」という展開!

小学生の時分からこれは好きなおとぎ話ベスト10にはランクインしてますが、そんな私は健全に育成された青少年の部類に入るかと思いますよ。

で、本日は「青ひげ」をベースにした映画です。
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青髭(La Barbe Bleue)』監督:カトリーヌ・ブレイヤ

"現代"の幼い姉妹が「青ひげ」の本を読んでいるという設定になっており、現代と物語の世界を行ったり来たりしながら話は進みます。物語の世界は多少アレンジされていて、不慮の事故で父親を失ったために寄宿舎から追い出された姉妹のうち、妹のほうが青ひげと結婚するが…という流れ。

時代設定がいまひとつナゾで、妙なダンスシーンもあるけど、衣装はなかなか綺麗です。現代のほうも物語のほうも、アグレッシブなのは妹のほう。現代の妹は「怖いからやめて〜」というお姉ちゃんに「青ひげ」を読んできかせ、物語の妹は「私はお城に住みたいの!」と皆から嫌われている青ひげと結婚する(そして青ひげに対してもかなりワガママな言動だったりする)。

そして開かずの部屋のくだりへと展開していくのですが、この辺りからの盛り上がりは物足りない感じ。ただ、現代の姉妹に訪れる終盤の展開にはびっくりいたしました。いや、気がゆるんでたからさ、突然あんなことになって驚きだよ...。

ラストはまるでサロメのように、盆にのせた青ひげの脇にたたずむ妹の姿で終わります。全体的にはさして変わった演出はなくて、とりたてて絶賛するほどでもないんですが、このラストシーンは絵画的でとても綺麗。あとは、寄宿舎時代の姉妹の制服がなかなかかわいいです。
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by rivarisaia | 2010-03-17 19:55 | 映画/洋画 | Comments(0)