アイルランド幻想:ケルトの呪いはガチ

さっそくですが、日本とポルトガルおつかれさま!

日本×パラグアイについては、内容的には重苦しく凡戦っちゃ凡戦でしたが、どちらもよくやったと思う。ゴールが決まらなかったことが悔しい。PK戦って、どちらかが勝つためには誰かが外さなくてはならない運命にあるので、あんまり好きじゃないんだよなー。ゴールが決まるまで、ウィンブルドンのように果てしない延長戦を希望(無理か)。

ポルトガルは、ロナウドにナイキの呪い(NIKE FOOTBALLのCMに出ている選手がことごとく低迷している)がかかっていることもあり、また、グループリーグで北朝鮮との試合以外ゴールを決めることができなかった体たらくなので、スペインには負けると確信してました。ははは。そんなポルトガルを今後も私は生暖かく見守っていくよ!

そして呪いといえば、先日も書いたようにフランス・チームの崩壊はアイルランドの呪いではないかと思っている私(予選プレーオフ、フランス戦での誤審で出場を逃したアイルランドは国を挙げてフランスを恨んでいたのだった)。

ケルトの呪いは侮りがたし!と戦慄した(大ゲサ)のはこんな本を読んだから。
b0087556_2244761.jpg

アイルランド幻想
ピーター・トレメイン著、甲斐萬里江訳、光文社文庫

以前コチラでもおすすめしたフィデルマ・シリーズの著者が書いた、ケルト・ホラー。全11話収録です。

豊かな自然と文化を育んできたアイルランドは、イングランドによる植民地支配と搾取、悪夢のようなジャガイモ飢饉といった悲しく辛い歴史を持っている。長い長い時を経て、つもりにつもったケルトの苦悩と悲哀が伝わってくるようなホラー。

いやあ本書で語られるケルトの呪いときたら最強ですよ。どんな物事にも原因と結果があり、自分のやったことは後で必ず自分に跳ね返ってくるという運命からは逃れられない、というのが基本姿勢。そのうえ、大自然の精霊たちがバックについている。
大地や森、小川や泉などの数えきれないほどの精霊たち。みんな、あたらしらの味方なんだ。あたしらを滅ぼそうっていうんなら、神さまや精霊たちも全部、滅ぼさなきゃなんないんだよ。あんたら、こうした永遠なるものたちを、一体どうやって滅ぼす気なんだい?
—「髪白きもの」

こんなこと言われた日には、「すいません。無理です。堪忍してください」と言うほかありません。しかし、どんなに謝ってもそう簡単には許してもらえないのであった。

ねちねちとまとわりつくような展開ばかりなんですが、その背景には、涙も血も枯れ果てるほど流してきました、というケルトの歴史が垣間見え、ホラーなのに哀愁がただよっていて、しんみり。

そんなわけで、フランスは4年後(いや2年後のEUROか?)に向けて贖ってください。そしてアイルランド次は出られるといいね!
[PR]
トラックバックURL : http://springroll.exblog.jp/tb/13532309
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by 俄フェレリスタ at 2010-07-09 00:19 x
 こんばんは。初めて書き込みます。
 今回の全英で、何と! フェデラーが準々決勝で敗退。私は悲しみに沈んでました。そんな折、貴blogのNikeの呪いという言葉にハッとしました。
そういえば、フェデラーはNike footballのCMでルーニーと卓球をしました。そのCMに出なかったナダルは優勝、出演したフェデラーは、敗退。そうか、原因はCM出演のせいだったのですね…! 頭の中の濃い霧が、ようやく晴れました。サッカー選手以外にもかかるとは、Nikeの呪いの威力は凄まじいですね。“Nikeの呪い”は、出演選手の種目の違いが分からなかったから、全員に呪いをかけたのでしょう。“Nikeの呪い”さん、そんなテキトーなことせんといてくださいよ。おかげで、フェデラーがとんだとばっちりを食らったではありませんか(号泣)。
 呪いというと、アイルランドがフランスに呪いをかけたとか。アイルランドは、誤審をした主審を恨むべきなのに、フランスはとんだとばっちりを食らった格好ですね。
Commented by rivarisaia at 2010-07-10 23:26
>俄フェレリスタさん、

こんにちは!私はテニスはあの延々と決着がつかなかった試合の件しか知らないのですが、そんなテニスに疎い私ですら、フェデラーの名前は知ってます(ということは有名選手=強い人)。

で、そのフェデラーが準々決勝で敗退してしまったのですね。そしてNike footballのCMでルーニーと卓球をしてるのがフェデラーなんですね!

うわああああ!!(驚愕)

背中が寒くなるほどNikeの呪いは恐ろしいですね。ケルトの呪いを超えてます。そしておそらく、ルーニーと一緒に出ているというだけで、フェデラーもサッカー選手だと判断してしまったのでしょう。NikeのCM恐すぎる。。。

で、よく考えてみたら、「アイルランドは、誤審をした主審を恨むべき」というのはしごくもっともです。フランスは本当にとんだとばっちりですよ。。。
by rivarisaia | 2010-06-30 22:45 | | Trackback | Comments(2)

見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや
プロフィールを見る