「ほっ」と。キャンペーン

プリズン211

暑くて、やる気ゲージが下がっていました。が! そんな時に観たDVDがすごくおもしろかったので、強くおすすめしたい。スペインのアカデミー賞ことゴヤ賞8部門受賞作品。去年のスペイン映画祭で『第211監房』のタイトルで上映されて、評判よかったのに公開しないのか…と残念に思ってたら、DVDが出た。ちょっともったいないね。
b0087556_23173326.jpg

プリズン211(CELDA 211)』監督:ダニエル・モンソン

刑務所に勤務することになったフアンは、勤務初日の前日に職場を見学している際、突然の事故にあって気を失ってしまう。まさにそのとき、刑務所内で暴動が発生。混乱のなか、フアンはたまたま空いていた第211号監房に置き去りにされてしまう…


意識が戻ったら、暴動まっただなかのムショの中。さあ、どうする!?という話で、当然ながら「俺、明日から勤務の看守でーす」などと言えるわけもなく、「殺しでムショに来た新顔です」とハッタリをかますしかありません。

そんなフアンには身重の奥さんがいる。妻と生まれてくる子どものためにも、何とかしてこの状況を脱せねばならない。そこで暴動のリーダー・マラマドレにうまーく近づくが、マラマドレの側近はフアンを怪しんで…とのっけからハラハラする展開に。

刑務所の外には、暴動を鎮圧し、フアンをなんとか助けないといけない職員の人たちがいる。さあどうやって彼らと連絡取ったらいいのか。刑務所内は全員気が立ってるのでフアンの身元がバレると相当ヤバイよ、大丈夫なのか!

囚人たちはテロリストグループに属している囚人を人質に取り、自分たちの待遇改善を要求しているのですが、政府としてはテロリストを殺されてしまうと政治的に非常にマズイことになるし、囚人側もうかつに人質に手出しをするとSWATに踏み込まれてしまうという緊迫した状況なわけです。

そこに、看守と通じてる囚人がいたり、極悪非道な看守がいたり、仁義に厚い囚人がいたりするものですから、話がどう転ぶのかわからない。さらに予想外の容赦ない出来事が起きてますます大変なことに…。

そりゃあゴヤ賞取るよなあ、というおもしろさでございました。ボス・マラマドレの声が渋くて、そこもグッときました。

これね、仮にリメイクするとしたらハリウッドよりも香港映画向けだと思う。監督はぜひトーさんで。そんな仁義と侠気たっぷりの映画でしたよ。おすすめ。
[PR]
by rivarisaia | 2010-07-24 23:59 | 映画/洋画 | Comments(0)