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インセプション(後半で結末にふれてます)

私は寝ている間にたくさん夢をみるタイプで(というかみた夢をけっこう覚えているタイプ)、さらにすごくいい所で目が醒めたときには二度寝して続きをみたり、嫌な夢だった場合は、途中で巻き戻したり、寝なおしてつづきをみたりすることもある。ここ2日ばかし、風邪で寝込んでいたので夢を見ほうだいでした!

夢の世界はカオスだけどそこがまた楽しい。そんなわけで、この映画も楽しかった!
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インセプション(Inception)』監督:クリストファー・ノーラン

他人の夢に潜入してアイデアを盗むという産業スパイが、今度は他人の潜在意識にアイデアを植えつける(=インセプション)という任務を引き受けることになる、というのがおおざっぱなあらすじ。

私にとって本作の主役は、産業スパイ・チームのリーダーであるコブを演じるレオナルド・ディカプリオでもなければ、仕事の依頼人サイトウを演じる渡辺謙でもなく、コブの相棒アーサーを演じる『(500)日のサマー』のジョセフ・ゴードン=レヴィットでございましたよ。

無重力空間と化したホテルで大活躍でしたよねえ、ゴードン=レヴィット。空中遊泳するゴードン=レヴィット。一層前の橋から落下するワゴン車の中で腕がぶら~んとなるゴードン=レヴィット。すてきー!

イームスを演じるトム・ハーディも頼りになる兄貴っぽくてかっこよかったけどね。『スペル』であやしい霊媒師を演じてたディリープ・ラオも今回もあやしくてよかったけどね。

でもやっぱりゴードン=レヴィットが最高。

さて、ひとしきりゴードン=レヴィットをホメたたえたうえで、以下盛大に結末部分にふれます。

最後のあの場面をどうとらえるのか、でひとしきり考えたのですが(夢?それとも現実?)、どっちもありえるかもしれないと思いはじめてきました。

くるくる回るコマはガタガタッと止まりそうな気配を見せているし、夢のなかでは決して振り返らなかった子どもたちも振り返る。よく見ると子どものようすも夢の中と最後のシーンではちょっと違うような気がする。父親との確執を夢の中で解消したキリアン・マーフィーのように、妻のことでトラウマを抱えていたディカプリオが、最終的にはそれを克服して現実に戻ってきたと考えると、この映画はディカプリオの再生の物語ともとれる。

いっぽう、ユスフの怪しげな地下のラボで、老人が「彼らの夢が彼らの現実なのです」と言ってたように、ディカプリオの夢がディカプリオの現実という線もあるかもしれない。むしろ映画全体がディカプリオじゃない誰か別の人の夢かもしれない。

ひとつ謎。トーテムって個人のものなんですよね。でもってトーテムの重要なのは触った感じや重さであって、回りつづけるかどうかじゃない気がするんですよね。さらにディカプリオのトーテムであるコマは本来は奥さんのトーテムだったってこと?奥さんのトーテムをリンボでゲットしてましたよね?ますますディカプリオのトーテムの存在が謎になってきた。なんか見落としてるかも。私はもう1回観るべきでしょうか。


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Commented by sei at 2010-08-16 20:15 x
観てきましたー。2時間半は「腰いたい」よりも「おしっこ行きたい」でしたw。アーサーとイームスに惚れましたよ。ラストは、、私もあれこれ妄想中デス。
Commented by rivarisaia at 2010-08-17 23:43
この映画おもしろいんだけど、上映時間はやや長く感じたんですよねー。理由をいろいろ考えてみると、映像はとてもいいのに、ミッション内容と各人物のバックグラウンドがけっこう粗い感じだからか?という気もしてきた。

でも逆に、すべてがディカプリオのトラウマ克服のために仕組まれたミッションだった!と考えると何もかも急に納得できたりしました(笑)

by rivarisaia | 2010-08-10 18:58 | 映画/洋画 | Comments(2)