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男はつらいよ(第1作)

クマの恐怖を薄めるために、ずっと前に書いたまま、アップしてなかったものをあげておこうかと思います。そこで今日はトラ。トラはトラでも柴又の寅さん。

私は寅さんは大好きですが、じつを言うと子どもの頃はあんまり好きじゃなかった。というか観てなかったので食わず嫌いに近かった。どうしてなのか考えてみると、どこか糠味噌臭いところが嫌だったんだと思う。小市民の暮らしが生々しくて、近所の商店街の友だちの家をのぞいているみたい。そんな身近すぎる雰囲気がダメだったのかも。

しかし、友だちに勧められて観てみると、けっこうおもしろいのだった。
いいよねえ、寅さん。そんなわけで第1作。

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男はつらいよ』(第1作)監督:山田洋次

第1作は、寅さんが20年ぶりに柴又に帰ってくる話。寅さんは、さくらのお見合いをぶち壊してしまうが、結局さくらは裏の印刷工場に勤める博と結婚することに。マドンナ役は御前様のお嬢さん(光本幸子)。


寅さんがテキ屋の組らしきところに挨拶にいくシーンがあるのが興味深い。テキ屋の組織ってどういうものなのかよくわからないんだけど、寅さんは何人かの前で仁義を切っていた。

そして本作では、博の父親役で志村喬が登場。他の回でも何度か博の父親は登場するけど、第1作目で志村喬が伏し目がちに唇をわなわなさせながら結婚式でスピーチする場面では、私もハンケチを顔にあててもらい泣きせざるをえない。伏し目がちで唇をふるわす志村喬は反則だと思う。

しかし、不思議なのは博の両親が結婚式に来ていることに皆がびっくりしている点ですよ。だれかが招待したんだよね?

しかも博の父さんの名前を皆読めない。結婚式の司会者でさえ「諏訪…ウン一郎さん」とごまかしているくらいなので、私も何と読むのか謎だった。ついさきほど読み方を知った次第です。こういう漢字ですが、
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ひょういちろう、です。ええと、ちゃんと覚えておきます。

さて、寅さんは48作もあるので、どれがどれだかよくわからなくなってるのですが、私はシリーズ前半のほうが好き。後半の、特に満男が目立ってくるあたりからはどうもいまひとつです。
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by rivarisaia | 2010-10-12 01:49 | 映画/日本 | Comments(0)