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ギャランツ~シニアドラゴン龍虎激闘

大きいスクリーンで皆で一緒にこの作品を観ることができただけで、最高。あまりのすばらしさにくらくらします。頭がいっぱいで仕事にならないんだけど!

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ギャランツ~シニアドラゴン龍虎激闘(打擂台)
監督:郭子健/デレク・クォック、鄭思傑/クレメント・チェン

不動産会社に勤める冴えない若者チョン(黄又南/ウォン・ヤウナン)は、ある日仕事でひなびた村へ派遣される。ふとしたことで地元のチンピラに絡まれるチョンだが、通りすがりの、これまた冴えないオヤジに助けられる。

オヤジのカンフーに感動するチョンがたまたま訪れたのは一軒の茶楼。
ふたりのオヤジ(梁小龍/ブルース・リャンと陳観泰/チェン・カンタイ)が経営するその茶楼は、かつては武道場・羅新門であった。

じつは羅新門を率いていた伝説の師匠ロー(泰迪羅賓/テディ・ロビン)は、30年もの間、昏睡状態にあり、ローの愛弟子であるふたりのオヤジが茶楼の2階で眠る師匠の看病にあたっていたのである。

しかし、突如師匠が30年の眠りから醒める日がやってきた!

ぎゃーー師匠〜〜〜!!!ステキ!

はい、ここで予告をどうぞ。




いやね、最初にこの映画の話を耳にしたとき、梁小龍と陳観泰が出るから観たいと思ってたんですよ。ふたりともオヤジですが相変わらずすばらしかったんですけどね、私の心はテディ・ロビンの魅力にもってかれちゃいましたよ。

なんだ、この「チャーミング」て言葉がぴったり似合う人は。小さい身体からはちきれんばかりの熱いエネルギー。おもしろすぎる。

さて。

この映画のすごくすごくいいところは、オヤジが無敵じゃないところ。カンフーでかっこよく敵を倒したりもするけれど、こてんぱにやられちゃうこともある。それはものすごくかっこ悪いかもしれないけど、ボロボロになっても立ちあがる。だってそれが人生だからさ! ははははは!(泣き笑い)

そうそう、陳惠敏/チャーリー・チャンも出てくるんだけど、悪の親分と思いきや最後はやっぱりこの人もわかってるんだなあ、人生ってものをね…と思わせるような役どころで、それがまたよかったですよ。

元気になるし、いつまでも幸せな余韻にひたれるので、これはぜひ一般公開して多くの人に観てもらいたいです。

上映後に監督のQ&Aがあったのですが、KEIさんとゆずきりさんがまとめてくれたので、リンクをはります(と、いつも人頼み…)。おふたりに多謝!

KEIさんのBlog:「ギャランツ(打擂台)」ティーチイン 23日
ゆずきりさんのBlog:打擂台『ギャランツ』10月26日 Q&A  #tiffasia


梁小龍と陳観泰も毎日整体に通いながらも、妥協せずに撮影に挑んでいて、そこもまた映画の「ボロボロになっても立ち上がる」オヤジと同じ。そしてテディ・ロビンがあの役に決まったいきさつも可笑しい! 映画の中で重要な小道具としてアヒルの薫製が出てくるのですが、それに込められた意味も必読です。
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Commented by ゆずきり at 2010-10-28 23:06 x
香港で2回、映画祭2回みてもやっぱり感動でした。
ぜひ一般公開希望!

テディロビン、私もそういう人がいるという名前しか知らなかったんですけど、ほんと彼にはノックアウトされました。
すごく力強い声ですよね。おかしいし!
彼があの重要なセリフをみんなに言ってきかせるところで、何度みても涙しちゃうんですよねー。
でも泣き笑いできるところが、確かにこの映画の魅力です。

あと、ブルース・リャンも、とてもよかった!
ほとんど出演作みてないんですけど、たいてい悪役ですよね?
彼史上もっとも「いい人」の役なんじゃないだろうかと。最後にはとっても可愛くみえてしまいました。

チャーリーチャンがカンフーないのはものたりないなーと思っていましたが、なるほど、そういう役回りと考えれば納得。

リンクのご紹介どうもありがとう。
なんかとりあえず押し込んだ感じですが・・書きながら、改めていろいろかみしめました。


Commented by rivarisaia at 2010-10-29 10:53
私も一般公開希望! 監督たちの往年の功夫映画に対する愛情もビシバシ伝わってくる映画でした。

テディ・ロビンってああ音楽やってる人?という認識しかなかったのに、今回初めてちゃんとみて、ガーンと一発やられた感じです。たぶんふだんからああいう性格なんじゃないかと推測(ぜんぶじゃないけど、根本が)。

私にとってブルース・リャンって、若い頃のイメージは、アンジェラ・マオと共演した映画とか『帰って来たドラゴン』のように、あくまでブルース・リーのそっくりさんでしかなかったんだけど、おじさんになってからは味が出てきていいなあと思います。

陳観泰は若い頃もおじさんになってからも、まったく別の魅力がありますよね。とか言いながら、『ドラゴン・タイガー・ゲート』では「え、あれが陳観泰!?」とちょっと衝撃だったんだけど...。

チャーリー・チャンも活躍するのかなあと密かに期待したけど、今回は文鎮のようにビシッと押さえる役割だったのかなあと思いました。

Q&Aをきちんと起こす余力がなくていつも申し訳ない気分になるので、こうやってQ&Aをまとめてくださるみなさまには心から感謝しています。
by rivarisaia | 2010-10-28 09:59 | 映画/香港・アジア | Comments(2)