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ヴィクティム

なんだか最近、映画館の動員に関する世知辛い話を耳にしますと、ああこんな私のブログでも、観たらすぐ感想書いて人に勧めるようにしないとねえ、と思ったりするわけですが、上映終了間際に観たりすることが多いもんですから、「いまさら書かなくてもいいか!」となっちゃって、ほとぼりが冷めるまで放置してるものが多数。本の感想も書くかどうかは気分次第だしな…。うーん。

努力するけど、冬休みの課題にします(えっ、先送り!?)

そりゃそうと、先日香港映画のDVDを観ました。ラウ・チンワン主演(いやレオン・カーフェイが主演なのか?)だけど、これ観たことなかった! そしてなんだか不思議な映画だった。

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ヴィクティム(目露凶光)』監督:林嶺東/リンゴ・ラム

ある男(ラウ・チンワン/劉青雲)が誘拐され、幽霊ホテルに監禁される。救出された男はまるで人が違ったようになり、事件にかかわった刑事(レオン・カーフェイ/梁家輝)は疑問を抱きつつ捜査を続行するが…


クロスジャンルっていうんですかね。そうですよね、いやきっとそうに違いない。

というのも、どうもホラーっぽいんですよ。ホラーだな、きっとホラーだと思って観てたんですよ。幽霊ホテルはまるでシャイニングのようないわくつきホテル。一家を惨殺した男がホテルに取り憑いていて、監禁されていたラウちんに取り憑き…という展開なのかなーと思ってたの。

ところが、中盤から犯罪事件の匂いがぷんぷんしてきて、一気にサスペンス&アクションという展開へ。

あれ、ホ、ホラーじゃなかったのか?

と首をかしげつつも、でもサスペンス&アクションもなかなかおもしろい展開だったので見入っていると、ラストでやっぱりホラーだったのかもと思わされるという、なんとも予測できない映画でした。

予測できない展開は、ほかにもちょこちょこあって、信頼関係や絆が壊れていく展開になると思いきや、じつはサプライズ・パーティーだった、という力技には仰天。ここは私がいちばんびっくりしたシーンといってもいい。

誘拐された男はかつて…という展開もなかなかおもしろくて、サスペンスにちょっとホラーの味付け、人間やはり後ろめたいことがあると幽霊に見入られちゃうよ、という映画でした。
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Commented by fontanka at 2010-11-21 19:51 x
「これはホラーなのか?」には私も経験があって(?)
先日かきました「フルッヘンド本」は、ポピー・Z・ブライトの”Drawing Blood”なんですが(そのうちブログに書きますが)
ホラー風味の恋愛ものなんですが、一応最初はホラー→れ、恋愛ものだったんだな系になるんですが、(深い事情はあるんですが)そんなお化け屋敷にいつまでもいるなよ。(第一バスルームが「その部屋」なんで、トイレどうしているんだ?)という突っ込み満載で、そこらへんを超越しちゃうのがホラーならではの力業と思いましたです。

人格を疑われそうな本。
Commented by rivarisaia at 2010-11-22 13:30
ジャンルについてはそんなにこだわりないのですが、ただしホラーの場合はびっくりしやすい性格なので早めに心構えをしておきたい私です(特に映画)。

小説では、『黒衣の女』をミステリーだと勘違いして読んだので
ホ ラ ー じ ゃ な い か!
と背筋がうすら寒くなった覚えが。こわーい。

"Drawing Blood" 変な話っぽくておもしろそう!感想お待ちしております。

by rivarisaia | 2010-11-18 14:43 | 映画/香港・アジア | Comments(2)