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ソーシャル・ネットワーク

映画としてはよく出来てるけど、どうも見終わった後にすっきりしません。自分でも理由がよくわかんない。おもしろかったけど「So what?」とも感じました。ふむむ。

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ソーシャル・ネットワーク(The Social Network)
監督:デヴィッド・フィンチャー

このすっきりしない気分はどうして!?とぼんやり検索かけてて、自分の気持ちに近いと感じたのは、ガーディアンのアンドリュー・クラーク氏の批評。特に最後。

But does a 26-year-old businessman really deserve to have his name dragged through the mud in a murky mixture of fact and imagination for the general entertainment of the movie-viewing public?


そうなんだよな、存命中の人物でも検証済みの過去完了の話だったり、もうちょっとフィクション的な要素のある演出だったらまた違ったかもしれなけど、妙にリアルなドキュドラマのせいなのか、主人公も周囲の脇役もバリバリ現役で若いのに気の毒…。

あとは、facebook を取り巻く現象が、私にとってはけっこうどーでもいいというか、興味対象外の事象というのもあるかも。

映画自体は、非常にアメリカ的な映画でした。特にアメリカの大学生活を知っている人は「うわああ〜」となる箇所があるはず。あとアメリカの大学のフラタニティやソロリティをわかってないといまひとつ実感できない部分もあるとみた。

フラタニティとソロリティについては詳しくは割愛しますが、イギリスの話から階級制度が切り離せないように、アメリカの大学生活を描くにあたって絶対に切り離せない要素であることを実感しました。ただ私はそれらに対して個人的な経験からかなり差別的であるので、それだけで双子とその友人、主人公の親友エドゥアルドに対して「けっ!」と小馬鹿にしたフィルターをかけてしまったことも白状しておきます。双子のひとりは当初「ジェントルマンは訴えるなんてことしません」と言っていて、一瞬好感度アップしたんですけどね…。

エンディングもアメリカ的だったというか、構成としてあれしかない終わり方ではありましたが、実際には意地でもフラれた女に友だち申請なんてしないと思うけどね。向こうから申請されてもほくそ笑んでこっちからお断りだよね、ふつう。

以下は余談ですが、本作でもっとも不満だったのは、ソニーの映画だからなのか、Macの扱いが酷かった点です。

あんなにMac率が低いわけないじゃん。さらに2度ほど大写しになったMacが、1台はリンゴマークの葉っぱで見切れていて、2台目のiBookはありえないほどデカイシールでリンゴマーク全体を隠していた。あとは途中でぶっこわされるラップトップがAppleじゃないことを祈るのみですが、アルミ製に見えたので不安です。
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by rivarisaia | 2011-01-24 18:12 | 映画/洋画 | Comments(0)