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アフターライフ

前に、アメリカ版の予告みてて、へええどんな映画なんだろ、と思ってたら華麗にDVDスルー。リーアム・ニーソン、クリスティーナ・リッチ、ジャスティン・ロングが出演してるのにねえ…と思いきや、実際に観てみるとまあDVDスルーでもいいか、という感じではあった。リーアム・ニーソンはイイ味出してるんですけどねえ。
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アフターライフ(AFTER.LIFE)』監督:アグニェシュカ・ヴォイトヴィッチ=ヴォスルー

事故で死んだ女性が葬儀屋のもとに運ばれてくる。そこで彼女は目をさますが、死者と話すことができる能力をもつという葬儀屋から、自分がすでに死んでいることを告げられる。だが、どうしてもそれを受け入れられない彼女は…


ホラーなんだかミステリーなんだかサスペンスなんだか、よくわかんない話ですが、おそらくその全部。葬儀屋を演じるリーアム・ニーソンは、悲壮感漂う陰気な人物。

葬儀屋リーアム・ニーソンは、どうやら生を充実してない人が嫌いらしく、死んでるのに死を受け入れられないクリスティーナ・リッチに対し、かなり手厳しいことを言う。どうやら死人のグチばっかり聞かされていて、心底ウンザリしているようす。しかし、死人に対してもう少し親切にしてやったらどうかね、という気もしなくはない。

いっぽう恋人ジャスティン・ロングも突然の彼女の死が信じられない。死を受け入れることは、本人にとってもまわりの人間にとっても、かくも大変なことなのであった。

で、ここから先、結末まで思いっきりネタバレしますので、知りたくない人は読まないように。





あまりにリーアムさんが死人に対して冷たいので、これはどういう話にするつもりかね、と心配になってくる途中あたりから、彼女は本当は死んでないのでは?という疑念がわき、医師の死亡診断書があるけど生きているに賭けてもいい、となるあたりで、人間を仮死状態にして医師も見抜けない薬とやらの話題が出て、死んでなかったことが決定的になります。

そう、リーアムさんは、死者が話ができるというのは大嘘で、人を死んだと思わせて殺していた連続殺人鬼なのだった。どうりで、親切じゃないわけだ。

やがて葬儀の日がきて、彼女はそのまま生き埋めに。あの葬儀屋は怪しいとにらんだジャスティン・ロングも彼女と同じ運命を辿るのであった。うーん、なんかいろいろ無理があるような…。

クリスティーナ・リッチは小学校教師という設定で、彼女を慕う少年が登場します。死についてよくわかってないこの少年は、リーアムに感化されて、おそらく殺人葬儀屋の有望な跡継ぎとなることでしょう。この少年の母親も、最初は少年だけに見える幽霊なのかと思ったけど、実際は「死んだように生きてる人」であり、リーアムがそうであったように、少年の最初の犠牲者となるにちがいない(あ、厳密には最初の犠牲者は弱ったヒヨコだった)。

リーアムの部屋の壁には、自分が葬儀を手がけた死者の顔写真が貼ってありましたが、目を閉じてるのが、本当に死んでた人々で、目を開けてるのはリーアムが殺した人たち、ということなんでしょうね。ただその数が多すぎてだな…いくらなんでも、葬儀屋が毎度毎度、医師の到着前に仮死状態になる薬を打ちにいくっていうのも難しいのではないかしらね。

それにしても生き埋めはいやだなあ。そうそう、生き埋め映画としては、『ザ・バニシング』がおすすめです。
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by rivarisaia | 2011-02-24 23:48 | 映画/洋画 | Comments(0)