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少林寺vs忍者

さあ、ようやく映画の感想ね。それがこれか?という気もするけど、震災の余波でいろいろなことが無期限延期になった対応作業という不毛な仕事に追われて、映画に行けてないからね、いいの!

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少林寺 vs 忍者(中華丈夫)』監督:ラウ・カーリョン/劉家良

あらすじを1行で言うなら、「国際結婚は文化の違いがあるから大変だけど、夫婦喧嘩は犬も喰わない」です。壮絶な夫婦喧嘩ムービーといえば、せっかくエントリを下げたのでリンクはるのも躊躇する『アンチクライスト』もそうかもしれませんが、こっちの夫婦喧嘩もある意味壮絶です。

劉家輝/リュウ・チャーフィー演じる中国武術家のお坊ちゃん、アタオが、武芸に秀でた日本人の弓子(水野結花)と結婚したことから起きる珍騒動。夫婦喧嘩の発端は、中国武術と日本武術のどっちが強いか、である。


最初は、アタオも少しは弓子の気持ちを考えてやれよ、と思ったんですが、弓子の傍若無人っぷりがひどい。大声あげて庭で武術の練習をするのはいいとして、砂袋も木の板もないからという理由でレンガの壁も彫像を破壊。槍やクサリ鎌などの武器を日本から輸入し、武道場を占拠。「そんなに刀が大事なら、刀と結婚しろ」と夫アタオに言われ、ふてくされる弓子。

挙げ句の果てには食卓でも大げんか、あまりの激しさに家が破壊される勢いです!

ついには忍者のいでたちで現れた弓子が、忍びの武芸により夫に怪我をさせてしまうのですが、怒った夫アタオは「そうした武術は中国では暗算とよばれ、卑怯だから禁止されている三流武芸だ」と言い放つ。激怒した弓子はそのまま日本へ里帰りし、忍術派の武野三蔵(倉田先生が演じてます)に相談する。

夫婦ゲンカに関わらないほうがいいよ!

という私の心の叫びもむなしいまま、日本の弓子宛に夫から挑戦状が届いてしまい、「弓子への挑戦は日本への挑戦だ」と総勢8人の武道家が中国に渡る…という、ただの夫婦ゲンカが国際問題に発展してしまうという恐ろしい話です

当初「道場の主旨からズレてないか?」と疑問を呈した日本側の師匠は正しいのですが、誰も聞く耳もたないもんね。最終的には、全員に勝利したアタオが日中の文化の違いを理解しまして、日本の礼節を知らず失礼したと謝り、日本の武術家のみなさんも「いやいや、ハッハッハ」と和気あいあいの大円団。誤解が解けてよかった〜という爽やかなラストを迎えます。

っていうか、弓子は!?

しかし本作でいちばん度肝を抜かれたのは、倉田先生の披露する忍術「蟹形拳」ですよ。蟹ですよ、カニ。すごく蟹でした! そして蟹なだけに倉田先生は沼の中に消えていった…。久々にみてもやっぱり邵氏、最高だ。
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Commented by ラキ男 at 2011-03-29 00:58 x
この映画凄く面白いですよね!
弓ちゃんのみょーに色っぽい道着姿が印象に残ってます。
旦那さんもウッチャンナンチャンの南ちゃんみたいで、なんだか親しみがわいてしまいました
我が家ではブラピ、アンジーの最強夫婦喧嘩よりこっちが上!という映画です 笑
Commented by rivarisaia at 2011-03-29 20:48
>ラキ男さん

夫婦喧嘩でここまでできたら上等ですよね。
ヘタしたら殺人に発展しちゃうよ。
弓子の道着は胸元はだけてるし…。忍者の格好に着替えるのも早業すぎる。倉田先生の蟹形拳が夢に出そうです(笑)
by rivarisaia | 2011-03-28 17:54 | 映画/香港・アジア | Comments(2)