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ビヨンド・アワ・ケン

渋谷でパン・ホーチョン祭をやっていて、パン・ホーチョン/彭浩翔は香港の映画監督なんですけどね、これまでもいくつか感想を書いてますが、毎回趣向が違って、どの作品もとてもおもしろいのになかなか日本で公開されないの。ようやく『ドリーム・ホーム』が公開されることになりまして、パン・ホーチョン祭はその公開記念です。

詳しくは公式サイトをどうぞ。

私が思うに、パン・ホーチョンの映画は香港映画にまるで興味ない人や、香港映画に変な先入観があって避けちゃう人にもおすすめ。

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ビヨンド・アワ・ケン/公主復仇記』監督:パン・ホーチョン/彭浩翔

消防士ケンとつきあっているシャーリーの前に、ケンの元彼女という女性が現れ、ケンと一緒にベッドで撮った写真を取り返してほしいと頼む。やがてシャーリーとその "元彼女" との間には不思議な友情が芽生えるが…


パン・ホーチョンの映画がおもしろいなあ、うまいなあと感じるのは、特に会話です。なんだろう、この会話の妙。勘所を押さえてるとでも言うのでしょうか。本作でも、何気ない台詞が、あとからパシッと的を射る感じなんですよねえ。台詞だけじゃなくて小道具もそうだけど。

微妙な心境を表現するのも上手ですよね。「なんかおもしろくない」という気持ちや「くやしくてつらい」という気持ちとか。

自分の彼氏の前の彼女が現れて、あーだこーだ言ってきたら鬱陶しいけど、主人公のシャーリーは、どういうわけだか前カノと次第に仲良くなってしまい、1人の男をめぐる2人の女性は共謀して秘密を抱えることになり、ついには、あの男サイテーと意見の一致をみるにいたる。

ところが、しかし!

最後の最後で怒濤の展開が待ち受けてます。うっわー。やっぱり女性のほうが策略家というか、男性よりも一枚上手。本作では、そんな策士がふたり揃ってますからね。ふふふふ。

劇場でみられない人にもみてもらえる機会が増えるといいなあと思うので、日本でもDVDが出るといいなあ。
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by rivarisaia | 2011-06-19 23:33 | 映画/香港・アジア | Comments(0)