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家(Burnt Offerings)

夕飯食べてそのまま寝てしまい、さわやかに深夜1時に目が覚めた。うん、早寝しすぎるのもよくないね…。

こういう時間に、むかしテレビ東京でやってたような映画を放送してるといいのにな。ということで、急に思い出して、みたくなったホラーがこれ。

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家(Burnt Offerings)』監督:ダン・カーティス

邦題が『家』なので、以前アメリカ人にこの映画の話をしようとして「えーっと、原題なんだろう、House? 」とか言ってしまいましたが、Burnt Offerings=(祭壇上で焼かれた)いけにえ、なのか。どうりで伝わらなかったはずである。

立派なのにお安い価格の家に引っ越してきたある家族。そこに住むには、ひとつだけ条件があり、それは家の2階に住んでいる大家の母親に食事を運ばないといけないというものだった。しかしその老女は部屋から一歩も出てこない。やがて奇妙なことが次々と起こり…


家の中には、その家を撮った写真が何枚も飾ってあり(なんで家の写真を?)、そして家の中で誰かがケガをすると家のどこかが新しく直っていたりする。さらに、この家は「自分で自分を掃除する」のだった。

2階に住んでるはずの謎の老女は、誰もその姿を見たことがなく、そして老女の部屋の前にはこれまたたくさんの家族写真が飾ってある。いったい彼らは誰なんだ?

と、家の存在自体が謎が謎を呼び、恐いかというと恐いんだけど、家が、というか、越してきた家族がなんか恐い。プールで突然常軌を逸するパパ(オリヴァー・リード)も恐いし、家族と一緒に同居するおばさんも恐い(ベティ・デイヴィス!)、なにより恐いのは、家に魅入られたママ(カレン・ブラック)の顔である。恐くないのは幼い息子くらいです。

そして途中で登場する、霊柩車を運転して家にやってくる黒い帽子に黒い服に黒いサングラスの男も恐い。あれはいったい誰なんだ。

途中から、家の怪奇現象が恐いのか、人そのものが恐いのかよくわからなくなってくるんですが、最終的にはやっぱりいちばん恐かったのは母親のカレン・ブラックでした。場面は真っ昼間でお化けが出てくる雰囲気は皆無だというのに、カレン・ブラックの迫り来る顔に「ひえええええ!」とのけぞったことを覚えています。お母さん、お母さんが恐いよ! やめてー!

ちなみに、本作は救いようのない終わり方なんですが、そのいさぎよさが好き。なんで家や家族の写真がいっぱい飾ってあるのか、という謎は解けますが、あの家は何なんだ、という謎と、大家はいったいどこの誰だったんだ、という謎は不明です。最初に出てきた大家さんはどこに住んでる人たちなの?
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by rivarisaia | 2011-06-24 02:14 | 映画/洋画 | Comments(0)