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切腹

『一命』が公開になりますが、見たいけど最大のネックは3D上映。眼鏡on眼鏡の状況が改善されるまで、3Dはできる限り避けたい。原作は前にも映画化されており、本当におもしろい映画なので、そっちを軽く紹介します。話の内容が三池さんに合っているから、『一命』もおもしろいんじゃないかな(役者が若干不安ですが)。

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切腹』監督:小林正樹

井伊家のお屋敷に、ひとりの浪人がやってきて、庭先を借りて切腹をしたいと申し出る。井伊家の家老は、数カ月前に同じように「庭先で切腹をしたい」と言ってきたある若い浪人のことを思い出し…


あらすじはここまで。どう話が転ぶのかまるで知らない状態でみた私。途中から高まる緊張感とともに俄然話がおもしろくなってきて、痛烈な武士道批判に最後はしみじみ世の中って世知辛いですよね…と感じつつ、現代に置き換えて「ハッ! 同じ!」と憂鬱になりました。

庭先で切腹の申し出というのは、職にあぶれて生活に困った浪人がお屋敷からお金を巻き上げる口実として当時流行していたのですが、井伊家では「なんと立派。それぞ武士である。ぜひとも切腹するがよい」と対応するわけですよ。もちろん本心は違う。「けっ! 金目当てに出まかせ言いやがって。ならば本当に腹を切らせてやるからな」と考えていて、「ある若い浪人」がどんどん追い込まれてにっちもさっちもいかなくなる様子がですね…すっごく怖いよ

そして追い込まれた浪人の切腹がね、わけあって竹光を使えと言われる。しかも「古式に則り十字に切れ。それを成すまで介錯は許さず」。

すっごく痛いよ(涙目) っていうか、それは酷いよ、あんまりだよ。

さて、この若い竹光浪人と、もう一人の浪人の関係はいかに。なにゆえに、ふたりは井伊家にやってきたのか。以上、続きは『切腹』か『一命』でどうぞ!


余談:若い竹光浪人の妻役は初々しい岩下志麻で、眉なしお歯黒はなかなか似合ってました。今の女優が眉なしお歯黒やると、不気味な様相になっちゃうことが多い。最近の時代劇をみるとき若干不安になっちゃうのは、今の俳優・女優の顔立ちや立ち振る舞い、身体つきが、時代劇にまったく似合わないことです。これはもう仕方ないのかな。海老蔵は大丈夫そうですけどね。

余談2。井伊家の家老は三國連太郎ですが、どこか峰岸徹に似てる…。
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by rivarisaia | 2011-10-11 15:37 | 映画/日本 | Comments(0)