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孤独な惑星

映画祭が明けてぼーっとしてたら、もう11月。ひーえー。
TIFFのサクラグランプリは『最強のふたり』でしたが、これは予告編からしておもしろそうで、間違いなく劇場公開するという予感がしているので、期待してます。

で、こちらは劇場公開はされないだろうという映画祭ならではの1本。

孤独な惑星(Planeta Acheret)』監督:エダン・ツェイラ

イスラエル映画だけど、舞台はシベリア。

第二次世界大戦中、ナチスの手をのがれて森に逃げ込み、オオカミと共に暮らしたユダヤ人の少年がいた。その人物を探すべく、ドキュメンタリー制作部隊はシベリアに向かう。
はたして伝説の人物は見つかるのか!?


実際にそういう少年がいたのは事実。でもこの撮影隊がシベリアに向かうのはフェイクという、実話とフィクションが入り交じったモキュメンタリーです。

イスラエルの撮影隊のシベリア珍道中、という様がおかしくて、雪にまみれた灰色の町や寂れた工業団地、オオカミの遠吠えの聞こえる森、ああシベリアに行きてえ!…とまではならないですが、遠くにあってなかなか行けない、とりたてて何もない町というのは見ていて楽しいものです。

道中でいろいろな人に出会い、それぞれが「伝説の人物」について自分が知るウワサを語るわけですが、これもあくまでフィクション。ただし、最後に登場する老人は、「伝説の人物」ご本人です。彼がシベリアに暮らしていたという設定はフィクションで、実際にはイスラエル在住だそうですが。

前半の先行き不安な珍道中と、後半の老人のインタビューとその再現フィルムのバランスがもう少しうまく取れてるといいのかなあという気もしましたが、それは私が、映画と一緒にシベリアの町をもう少しうろうろしたかったからかもしれません。

ところで、本作では「プロデューサー」が突然車にはねられるシーンがあるんですけどね、あのシーンは実話らしいよ…(えっ!?)。たまたまカメラで撮ってたんだって。怪我が治るのに時間がかかった、と映画終了後のセッションにて、プロデューサーの方がおっしゃっておりました。
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by rivarisaia | 2011-11-01 01:57 | 映画/洋画 | Comments(0)