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復讐捜査線

まわりでそこそこ評判がよかったのでDVDを借りてみたところ、期待しすぎたせいか「ちょっと、おいおい」と突っ込みどころ満載でがっくりきたのがこちら。おもしろかった人、ごめんなさい。そして今回は内容にふれてます。

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復讐捜査線(Edgeof Darkness)』監督:マーティン・キャンベル

ボストンに住む殺人課の刑事クレイブン(メル・ギブソン)の家に、一人娘が帰ってきた。夕食時、体調を崩した娘をクレイブンが病院に連れていこうとした矢先、玄関先で銃撃され、娘が弾にあたり死んでしまう…。

というあらすじ。

あのですね、この映画のどこが私はダメだったかと言うとですね、「そこはわからないように伏せといたらいいじゃんか!」ということをバカ正直にバラしてくれる点と、無駄にディテールに走ったかと思えば「え、そこは回収しないのか?」という雑な場面が混在してる点です。

たとえば。

里帰りしてきた娘が言うわけですよ。「私、研修生だけど休みは好きな時にいつでも取れるの〜」と。なんだろ、そのヤケに待遇のいい職場。何の仕事なのよ。その娘がね「オエー」って吐き気をもよおすわけ。そこでキッパリ「妊娠じゃないから」って全否定。そしてその後でさらにオエーッとなりながら鼻血をぶーっと垂らす。

…なにこれ。まさかと思うけど、放射線被曝と言いたいんだったら、ずいぶん安い演出だよな。ひょっとして娘の勤務先は核兵器か何かをつくってる会社なのか?

ええと、結論から言うとその通りでした…。

その後、娘は撃たれて死んでしまう。当初、銃撃は、刑事であるところのメル・ギブソンを狙ったものではないか?と周りの人々は思うんですけどね、余計なことに「俺を怨んでいる奴はひとりもいない!」と激しく全否定するメル・ギブソン。

…ああこれは核兵器つくってる会社の秘密を知った娘が政府の陰謀か企業の黒幕ににらまれたかで殺されて、怒り狂ったメル・ギブソンがその陰謀を暴くという展開ですね?

ええと、結論から言うとその通りでした…。
なんだよ、つまんねえな! 妊娠を否定する台詞と鼻血は余計じゃないか?
それからミスリードっぽくさ、狙われたのはギブソンなのかしら?と少しくらい思わせてくれよ! 頼むよ! きっぱり否定しないでよ! アンタ、殺人課の刑事なんだから! 誰かに怨まれてるでしょ!?

といった具合に、その後もこの調子ですべてが着々と予想通りに展開していくので、非常につまらなかったのである。

途中で謎の始末屋のおっさんが登場し、ラテン語の格言をつぶやいたりするのね。で、メル・ギブソンもラテン語でつぶやき返すんだけど、そういう場面に時間を割いているくせに、「あの人、どうなったのかしら?」とほうり投げられたようなキャラも登場。

ギブソンの仲間の刑事ですら、配役からして、何かやらかすに違いないが、どうせ後で裏切るんだろうよ…と思ったら、まったくその通りなのだった。

想像通りに展開すると、こんなにつまらないんだね…。これからは先を推測しないように心がけます。

これ原作はTVシリーズなんですよね(たぶんBBC)。TVシリーズならおもしろいんじゃないかな〜。そっちがみたかったなー。
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by rivarisaia | 2012-02-08 23:04 | 映画/洋画 | Comments(0)