アゲハようちえん:アオムシコバチの逆襲

また今年もアゲハようちえん開園中です。過去のアゲハようちえんの状況につきましては、タグかカテゴリの「生きもの」にありますので、そちらをご覧ください。

ブログの検索キーワードに「アオムシコバチ」が浮上するのを見るにつけ、今年も来たか、アゲハの季節! みんな苦労してますかー?と心の中で叫んでいるわたくしです。

で、今年は。

以前も書きましたが、遺伝子の多様性を考慮して、調子のってたくさん育てないようにしてるのだが、それが注意力の散漫つまるところ慢心を招いたことは確かである。だって2009年のアオムシコバチとの戦いを経て、私は学んだはずなのだった。2010年も2011年も我が飼育ケースはアオムシコバチとは無縁のぬくぬく平和ライフが100%保証付きだったのである。

だが、しかし、今年は!

6月入園組は平穏であった。問題は7月入園組第2弾が、しかも卵から手塩にかけました組が!

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おのれに待ち受ける運命を知らない卵入園組


先日1匹が蛹化したのね。で、飼育ケース置いてある窓を開けてたら、いつのまにかコバチがケース内に1匹侵入しててさ、蛹にぴったりくっついてんのね。ケースゆすったくらいじゃ「意地でもこのサナギからあたしゃ動きませんから!」っていうくらい強力にくっついてんの。びくともしないの。

やられた…。寄生された…。蛹化後0日の寄生率は77.8%である。大丈夫な可能性もゼロではないとはいえ…。

で、コバチを追い払い、窓を閉め、翌日ケースのぞいたらね、再びいつのまにかコバチが1匹ケース内に侵入しててさ、蛹にぴったりくっついてんのね!(以下略)

お前、どこに隠れてた!?

蛹化後1日の寄生率も77.8%である。

一体全体どうやって蛹の存在を嗅ぎ付けるのか、小さいくせに恐るべきアオムシコバチ。まるで悪者扱いされているが、ミカン園にとっては流石の益虫だけのことはある。

これまでは、飼育ケースのフタと本体の間に、不織布なり、ティッシュペーパーかキッチンペーパーなりを挟み、侵入をシャットアウトしていたのだ。経験からして東京の私の家の周りでは6月いっぱいはアオムシコバチは出現しないので、6月は対策を取っておらず(無精ともいう)、7月に入ってからも、「室内だしさ、別に平気じゃない?」と放置した私が悪いといえばまさしく私が悪いのだった。

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図解:簡単きわまりないコバチ対策


こうなったら、寄生されてない可能性にも期待しつつ、途中で様子見しながらアオムシコバチの誕生も観察してみようと思います! さあ、1匹のサナギから今回は何匹のコバチが孵るのか、当ててみよう! (賞品とか別にナイけど)

泣く泣くコバチ侵入防止対策をとり、残りの幼虫は本日全員粛々と蛹化いたしました。
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by rivarisaia | 2012-07-13 02:48 | 生きもの | Trackback | Comments(0)

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