ロンドン夏のオリンピック
2012年 08月 01日
オリンピックが始まっておりますね。夏のオリンピックにはアイスホッケーがナイからほとんど興味ないと言ってたくせに、5時起きで開会式を見て、連日あちこちの競技を見っぱなしの私である。
興味アリアリじゃないか、何なんだ自分!
しかし、東京では絶対に開催してほしくないオリンピック。観戦しながらも、東京でやるのはよくないと実感している。大体このクソ暑い夏の東京じゃ、選手も馬もひっくり返っちゃうよ。
モントリオールとアテネの五輪切手。それぞれハンガリーとギリシャの記念切手です。
そんなオリンピック雑感。
●開会式
女王陛下のすばらしい活躍っぷりを見せられた以上、東京で開催する気なら、天皇陛下をヘリから落とす以上の何かをやってくれないと太刀打ちできまい。
しかしコネタ満載でおもしろかったとはいえ、内輪受けっぽく皮肉めいたところが「オリンピックの」開会式としてどーなんだろ。意味わかんねーと思った国々もあったのではなかろうか。そういう国では放映されないのだろうか。で、そもそもこれって何のために誰に向けてやってんだろ…と考えさせられたりもしたのだった。
日本選手団がごっそり退場してたり(真相はこちらでどうぞ。もっとも北島選手などは最初から欠席である )、他の国の選手も行進して退場したりしてますが(アメリカの例はこちら)、後者の記事にもある通り、見てるほうも「長い…」と感じる選手入場は選手にとっても疲労困憊。試合が翌日や翌々日に控えていると、そりゃあさっさと帰らないと差し障りが出るというもので、選手の負担にならない方式を考えたほうがいいんじゃ…と毎回思うのだった(で、次の時には忘れてる、と)。
●審判
今回、話題の審判の活躍っぷりは生で目撃しました…。柔道では旗判定に「ジュリー」という人が物言いをつけたら判定が逆転、体操男子団体では最終的な結果に抗議をしたら審議が行われ、4位だった日本がいきなり2位に。そして女子フェンシングエペ個人では、判定に不服の韓国人の選手が抗議の座り込み1時間である。
柔道と体操は「ただいまの審議はこれこれこうだからこう変えた」という説明がナイので、ヌカ喜びさせられた選手も呆然とするし、勝った日本も素直に喜べず、最初の判定は何なんだよ、というもやもや感が残るんですよねえ。
可哀想だったのは判定が覆らなかったフェンシング。なぜか延長戦最後の1秒が数回繰り返された間に逆転され、結局は涙ながらに退場する選手に対して観客スタンディングオベーション。後日、国際フェンシング連盟がミスを認めた(?)ご様子(ココに詳しい。Independentの記事も興味深い)。
延々と1時間くらいこの図が流れていた女子フェンシング。座り込む選手とわたわたする審議の方々。
追記(8/2):「スポーツを見るもの語る者〜フモフモコラム」でフェンシングの記事キター!
問題の「永遠の1秒の動画」があるのでご覧くださいよ。「Oh my god! 勝ったのは彼女なのに…」という観客の声が入ってるな。
フェンシングに学ぶ、時計を残り1秒で止めて何度でも攻撃をやり直す戦法の巻。
●競技
アーチェリーやフェンシングや馬術で騎士道を堪能し、水泳と飛び込みで涼をとり、ボートや自転車も堪能してるが、ワイルドですばらしいのがカヌー! しかもカヌーは撮影カメラマンが、スローで絶妙なショットを次々と繰り出してきて、ヤバイです!! 激流に挑む選手、みんなかっこいい。
そんなカヌースラローム決勝の激写をコチラでどうぞ!
馬かわいい、馬。馬術には女王陛下のお孫さんも出場していたのだった。
ところで。
競技を見るのは大好きだけど、感動をありがとう演出とか、応援メッセージとか、選手への的外れインタビューとか、メダルの数とかまったく興味ないどころか不快なので、スタジオからのコメントやらワイドショーは一切見てません。
感動云々は大きなお世話だ。むしろマイナー競技はもちろん、メジャーとされている競技についても、競技の概要やルールや採点方法や背景の解説をもっときちんとしてほしいんだよ。その点が日本のメディアは大変に不親切なのだった。
フェンシングについてはこのサイトがおもしろい。フルーレとエペとサーブルの違いも審判用語もこれでバッチリですね。
TVで放映されない競技は、NHKでネット生中継やってます。私の場合、仕事しながら見られるので重宝している。一応ちゃんと仕事もしてるのよ。あははー。
興味アリアリじゃないか、何なんだ自分!
しかし、東京では絶対に開催してほしくないオリンピック。観戦しながらも、東京でやるのはよくないと実感している。大体このクソ暑い夏の東京じゃ、選手も馬もひっくり返っちゃうよ。
モントリオールとアテネの五輪切手。それぞれハンガリーとギリシャの記念切手です。
そんなオリンピック雑感。
●開会式
女王陛下のすばらしい活躍っぷりを見せられた以上、東京で開催する気なら、天皇陛下をヘリから落とす以上の何かをやってくれないと太刀打ちできまい。
しかしコネタ満載でおもしろかったとはいえ、内輪受けっぽく皮肉めいたところが「オリンピックの」開会式としてどーなんだろ。意味わかんねーと思った国々もあったのではなかろうか。そういう国では放映されないのだろうか。で、そもそもこれって何のために誰に向けてやってんだろ…と考えさせられたりもしたのだった。
日本選手団がごっそり退場してたり(真相はこちらでどうぞ。もっとも北島選手などは最初から欠席である )、他の国の選手も行進して退場したりしてますが(アメリカの例はこちら)、後者の記事にもある通り、見てるほうも「長い…」と感じる選手入場は選手にとっても疲労困憊。試合が翌日や翌々日に控えていると、そりゃあさっさと帰らないと差し障りが出るというもので、選手の負担にならない方式を考えたほうがいいんじゃ…と毎回思うのだった(で、次の時には忘れてる、と)。
●審判
今回、話題の審判の活躍っぷりは生で目撃しました…。柔道では旗判定に「ジュリー」という人が物言いをつけたら判定が逆転、体操男子団体では最終的な結果に抗議をしたら審議が行われ、4位だった日本がいきなり2位に。そして女子フェンシングエペ個人では、判定に不服の韓国人の選手が抗議の座り込み1時間である。
柔道と体操は「ただいまの審議はこれこれこうだからこう変えた」という説明がナイので、ヌカ喜びさせられた選手も呆然とするし、勝った日本も素直に喜べず、最初の判定は何なんだよ、というもやもや感が残るんですよねえ。
可哀想だったのは判定が覆らなかったフェンシング。なぜか延長戦最後の1秒が数回繰り返された間に逆転され、結局は涙ながらに退場する選手に対して観客スタンディングオベーション。後日、国際フェンシング連盟がミスを認めた(?)ご様子(ココに詳しい。Independentの記事も興味深い)。
延々と1時間くらいこの図が流れていた女子フェンシング。座り込む選手とわたわたする審議の方々。
追記(8/2):「スポーツを見るもの語る者〜フモフモコラム」でフェンシングの記事キター!
問題の「永遠の1秒の動画」があるのでご覧くださいよ。「Oh my god! 勝ったのは彼女なのに…」という観客の声が入ってるな。
フェンシングに学ぶ、時計を残り1秒で止めて何度でも攻撃をやり直す戦法の巻。
●競技
アーチェリーやフェンシングや馬術で騎士道を堪能し、水泳と飛び込みで涼をとり、ボートや自転車も堪能してるが、ワイルドですばらしいのがカヌー! しかもカヌーは撮影カメラマンが、スローで絶妙なショットを次々と繰り出してきて、ヤバイです!! 激流に挑む選手、みんなかっこいい。
そんなカヌースラローム決勝の激写をコチラでどうぞ!
馬かわいい、馬。馬術には女王陛下のお孫さんも出場していたのだった。
ところで。
競技を見るのは大好きだけど、感動をありがとう演出とか、応援メッセージとか、選手への的外れインタビューとか、メダルの数とかまったく興味ないどころか不快なので、スタジオからのコメントやらワイドショーは一切見てません。
感動云々は大きなお世話だ。むしろマイナー競技はもちろん、メジャーとされている競技についても、競技の概要やルールや採点方法や背景の解説をもっときちんとしてほしいんだよ。その点が日本のメディアは大変に不親切なのだった。
フェンシングについてはこのサイトがおもしろい。フルーレとエペとサーブルの違いも審判用語もこれでバッチリですね。
TVで放映されない競技は、NHKでネット生中継やってます。私の場合、仕事しながら見られるので重宝している。一応ちゃんと仕事もしてるのよ。あははー。
Commented
at 2012-08-01 23:44
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
rivarisaia at 2012-08-02 00:42
私、そういやオリンピックのサッカーはあまり興味なかった!
大佐が金メダル取ったレースは親戚の集いがあって、途中しか見られなかったんですよね…。
閉会式はまた淋しいかもしれませんね。。。
大佐が金メダル取ったレースは親戚の集いがあって、途中しか見られなかったんですよね…。
閉会式はまた淋しいかもしれませんね。。。
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by rivarisaia
| 2012-08-01 16:40
| 日々のよもやま
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Comments(2)