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プロメテウス

観てからだいぶ日が経ったので、そろそろ多少内容ふれた感想を書いてもいい頃ですね。問題は私の記憶がうすぼけてることなんですけども。

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プロメテウス(Prometheus)』監督:リドリー・スコット

不朽の名作『エイリアン』の前日譚のような位置づけのお話。

まず「謎の宇宙人(劇中では仮称エンジニア)」が登場します。この謎の宇宙人がどこかの惑星にやってきて神聖な儀式(にみえる行為)を行い、謎の液体を飲みほしますと、あら不思議。身体がDNAレベルに分解されて、生命が誕生する。その惑星が地球かどうかは謎ですが、彼らは宇宙のいたるところでそういう種まきみたいなことをやってたんだろうと推測。

あの惑星、樹木生えてたからなー。その時点ですでに何らかの生命は誕生してると思うんだけど、あの宇宙人のDNAからは何が生まれるのか? いきなり、ホモ・サピエンス誕生とも思えないので、類人猿から着々と進化していくのだろうか……と、謎が謎を呼びますが、次に進みます。

未来の地球です。

宇宙からのメッセージを解読した科学者たちとパトロン企業の面々が、謎の宇宙人がいるらしい惑星を突き止め、探索にやってきます。さて、この謎の宇宙人なのですが、種まき儀式グループと、その種まきから誕生してあるレベルまで進化した生命体を嫌うグループという2つの派閥があるようす。

後者はつまり「え、お前らプロメテウスみたいに火盗みに来るつもり? 困るよ! 滅びろ!」という考えのグループ。ここで言う「火」は、謎の液体かもしれないし、謎の宇宙人のテクノロジーかもしれません。謎が謎を呼びますが、次に進みます。

ちなみに宇宙人のいる惑星は、映画『エイリアン』でリプリーたちが訪れたのとは違う、同じ惑星系にある別の星。

ところがいざその星についてみると、どうにも様子が変。謎の構造物の中で宇宙人の死体がいくつも見つかるのだ。

さらに謎が謎を呼び、いろいろな出来事がありまして、結局のところ、地球人の面々は謎の宇宙人の実態がよくわからないまま、阿鼻叫喚の図となり、最後ひとり生き残った人物が、謎を追求することに決めるのであった…という話です。

つい、おわりまで説明してしまいましたが、謎、謎、謎と言ってて意味不明だと思うで、どうぞご覧ください。多くの謎は、次に持ち越しとみた(とりあえず、3までつくる気らしいから)。

ついでに書きますと、イカみたいなブツが出てくるので、ゲソ焼きが食べたくなりました。「うわあああ!それはお腹イタタター!」というシーンもあります。あんなに痛い思いをして、飛んだり跳ねたり走ったりできるものだろうか。宇宙まで行く人たちはタフだなあ。

さて、以下は観た人向け。

・ブンッと投げると勝手に建物の中を飛んでいって、3Dで構造体の設計図を起こしてくれるあのボールは何ですか? すごく便利じゃないですか! 「欲しい!」と思った人多数とみた。しかし、なぜ、後の『エイリアン』の世界では、ああいうハイテクガジェットが存在しないのであろうか…と家人と議論に議論を重ねた結果、「めちゃくちゃ高くて生産が割に合わないんじゃね?」という無難な結論に。

・アンドロイドのデイヴィッド君が、あの液体をある人に飲ませた理由がわからないと言う意見をどこかでみたけど、デイヴィッド君、飲ませる前にいろいろ質問してたよ(「もし○○だったら、何でもやる?」みたいな質問)。あれで、アンドロイドにうかつな答えは厳禁!とわたし肝に銘じました。

・そりゃないわ~な場面:未知の病原体やウイルスがいるかもしれないのに、科学者がみんなそろってヘルメットぬぐな!

・「謎の宇宙人=人類の創造主=神」ととらえられそうですが、ゆるいカトリックの私が思うに「謎の宇宙人のDNA=人類のDNA、ゆえに謎の宇宙人≒人類 すなわち 謎の宇宙人も創造した宇宙の創造主こそ真の神」となるんじゃないのかしらね。

・そんなことより、最後に生き残る人がいちばん信仰心の篤い人だった点に、微妙な気配を感じた私ですよ。そして多数の宇宙人が死んだのが2000年くらい前だと!?
えーっと。なんだろ、この安易なキリスト教的暗示…。
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Commented by 森と海 at 2012-10-12 22:54 x
残念ながら駄作でしょ。
しがらみ有りながらもとりあえず一本撮ったという既成事実だけ。
エイリアン出現の整合性がまったく考慮されていません。
Commented by rivarisaia at 2012-10-13 16:48
ごにょごにょと曖昧に書いてみたのに、ズバリ言われたー!

なんか、わたし期待しすぎてたせいか、
鑑賞中にボーッとしちゃったんですよ。
お口直しに『エイリアン』みて、スッキリしました。
無理矢理前日譚つくらなくてもよかったのにねー。
by rivarisaia | 2012-10-12 22:18 | 映画/洋画 | Comments(2)