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ミステリーズ 運命のリスボン

きょうは映画祭ではなく、映画祭より前に観た劇場公開作品の話(早く書かないと忘れる…)。最近3時間近い映画は長い…と腰がひけてしまう私なのだが、これは観たかったので気合いを入れて行ってきた。前半と後半の間に休憩入ります。4時間26分。

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ミステリーズ 運命のリスボン(Mistérios de Lisboa)』監督:ラウル・ルイス

19世紀前半のヨーロッパ(主にポルトガル、そしてイタリアやフランス)。ディニス神父の修道院に暮らすジョアン少年は、孤児であり、両親を知らない。しかしある日、生みの母親アンジェラと会う機会がやってくる。そして自分の出生の秘密を知り…


このような冒頭のあらすじを振り返ると、ジョアン少年の成長譚のような気がするじゃないですか。ところがどっこい。

気づくと話は、ジョアンの母アンジェラの許されぬ恋の話に移り変わっており、その後、ブラジルからやってきた謎の男、アンジェラが結婚した冷酷な伯爵、と次々に物語と主人公が移り変わっていき、謎にみちたディニス神父の生い立ちを追っかけたりしているのであった。

まさしく、これぞ「めくるめくドラマ」。観賞後に頭に浮かんだ言葉は「mesmerizing」。魅惑的という意味だけど、もともとは催眠術をかけるという意味からきてる単語。ほんとに催眠術にかけられた気分ですよ。私としてはラストが衝撃的で、「ええええーー!?」と呆然としたのだが、後から振り返ってみると、あれもこれも納得である。どうしてかなーと心にひっかかってたんだよ。観てる最中は気にしてなかったけど。もう1回前半が観たくなってしまうではないか、と無限ループにはまりそうな作品である。

そんな本作ですが、映像が大変に美しく、構図も変わってておもしろい。劇中にたくさん絵画が登場して、絵画にも意味がありそうな気がします。

また、すばらしいペーパーシアターが登場し、要所要所で活躍するので、ペーパーシアター好きは是非どうぞ!

imdbで確認したところ、6時間半のTVミニシリーズ版も存在するみたい。ちょっと気になる…。
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Commented by ラキ男 at 2012-10-30 00:21 x
春巻さんこんばんわ
この映画とても長くて私も覚悟して見に行ったのですがとても面白かったですよね♪
長かったけど最後まで見てしまうと あのラストを踏まえてもう一度見たくなるのも納得です
TVのミニシリーズなんてものもあるのですね 気になります~
Commented by rivarisaia at 2012-10-31 19:22
相当な覚悟で行った上に、翌日腰が痛くて辛かったですが、おもしろかったですよ〜。

あのラストは「なんだってー!」とおののきましたが、そう考えてみるといろいろ腑に落ちる点もありつつ、いろいろ確認したいので最初からもう1回観たい気分に。

TVシリーズでどんなシーンが追加されているのかも気になります。
by rivarisaia | 2012-10-26 23:34 | 映画/洋画 | Comments(2)