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白い家の少女

いつから日本でもハロウィンに騒ぐようになったのかよくわからないけど、昨日がそうで、カトリック的には今日は諸聖人の日で明日は死者の日である。ビバ聖人。

そういやハロウィンといえばこの映画を思い出しました。

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白い家の少女(The Little Girl Who Lives Down the Lane)
監督:ニコラス・ジェスネール

ニューイングランドの小さな村。一軒の白い家に、13才の金髪の少女リンと詩人の父親がくらしていた。

ハロウィンの夜、家を訪れた青年フランクに、「母は死んでしまい、父は今いま外出中」と答えるリン。

この家の大家でもあるフランクの母は、父親の姿を見かけないこと怪しみ、また学校に通っていないリンを問題視する。


アンファン・テリブルな話と見せかけて、じつはとても可哀想な話。そもそもリンの両親が勝手なのである。リンは父親の言いつけ通り、大人と戦ってひとりで生きていただけなのだった。家賃は前払いしてあるし、学校には行ってないとはいえ、家で本を読んだり、音楽を聴いたりして静かにくらしていた。そこへ、まわりの大人が余計な詮索をしてくるのである。

最初にやってくる青年フランク(マーティン・シーン)は妻子がいるのに小児性愛者という変質者。こいつはリンを狙っているうえに、リンのかわいがってるハムスターを殺してしまうヒドイ男である。こいつの母親である大家のおばさんもウザくて意地悪。やあね、親子そろって!

その大家のおばさんは、ずかずかと家にあがりこみ地下室に下りていった際に何かを見たらしく、扉で頭を打って死んでしまう。死体を隠して証拠隠滅をはかろうとするリンの前に、ひとりの少年が現れる。この少年マリオだけがリンの理解者となり、リンが唯一心を許せる人になるんだけど…。

子役時代のジョディ・フォスターが、ミステリアスで冷たく美しい少女リンにぴったりです。

哀愁漂うラストシーンがたいそう切なく、無表情のリンのアップを見つめながら、彼女の行く末を想像してしんみりしてしまうのだった。またひとりぼっちで頑張らないといけないのかなあ。あのあと、どうなっちゃったのかしらね…。
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Commented by fontanka at 2012-11-02 21:26 x
つい興味を引かれて、あらすじチェックしていまいました。
この設定で連想したミステリがあります。

娘:17,8才。父親が急死(まあここはミステリなんですが)、離婚した母親は彼女の遺産をねらって、自分の愛人に娘をさらわせようとする(正確には父親が死んだので、親権は母親に移る?)

娘は逃げて、彼女に同情した探偵が、偽装結婚して、結婚すると彼女の財産が守れる→この偽装は愛には結びつかず。(探偵には恋人あり)
彼女は、事件が片づいてからきちんと離婚して、ちゃんとした家庭に引き取られるんです。
「彼女」がほとんど成人なのに、法律の壁があったんですね。
彼女に同じ年頃のボーイフレンドがいて、彼が彼女と駆け落ちしようかというと、彼女(1才上?)が「わたしが誘拐犯になっちゃう」と×
アメリカきびしいのか?
Commented by rivarisaia at 2012-11-03 21:51
こういう設定のミステリ、私もどこかで読んだ気がするんだけど、fontankaさんの言うミステリとはまた違う。ありがちな設定なんですかね。。。

この映画にも離婚した母親が登場するんですけど…むむむという展開になります。

それにしても探偵が偽装結婚って展開がすごい。アメリカは年齢の制限みたいなものけっこう厳しいですよね。結婚などもそうだし、飲酒もそう。だから、誘拐犯になっちゃうっていうのはありうるかもー。
by rivarisaia | 2012-11-01 19:32 | 映画/洋画 | Comments(2)