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笑む窓のある家

イタリア人の友人から借りたホラー映画。監督はプピ・アヴァティです。プピ・アヴァティってホラーを何作もつくっているのね。まったりしてたが、仰天のラストが。

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笑む窓のある家(La Casa dalle Finestre che Ridono)』監督:プピ・アヴァティ

田舎の村にやってきた画家ステファノ。彼は、その町の教会に描かれた「聖セバスティアヌス」のフレスコ画の修復を依頼されるのだが、匿名の人物からその絵にさわるなという謎の警告を受ける。


ま、私ならこの時点で家に帰る。

さらに、修復の依頼をしてきた友人が「すべてを知ってしまった」という言葉を残し、窓から落っこちて死んでしまうのである。自殺ではなく、突き落とされたのではないか…とステファノは疑問を抱く。


私なら、こんなことが起きたら確実に家に帰る。

村に漂う、余所者を拒むかのような異様な雰囲気。やがて例のフレスコ画の作者にまつわる数々の不気味な伝説が明らかに…


だから私なら、さっさと帰るよ!

閉鎖的な村で、フレスコ画とその作者の秘密を解き明かす主人公(&その協力者となるヒロイン)に危険が迫るというありがちな流れで、正直、前半はまったりしているうえに、くだんのフレスコ画が「塗りつぶしちゃえば?」と言いたくなるくらいセンスが悪い。

絵を見た段階で、私なら修復なぞせず、絶対に家に帰るというくらい醜悪。

じつはこのフレスコを描いた画家は、ふたりの姉妹と一緒に南米に行き、お金持ちになって帰ってきたらしい。そしてふたりの姉妹は南米のとあるカルトの信者であり、生け贄の儀式を行なっていたり、画家の自殺を手伝ったりしていたようなのだった。

タイトルの「笑む窓のある家」は、謎の画家のアトリエなのだが、これまたたいそう悪趣味。

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……なんですか、この家。イタリアって一応デザインや芸術の国なんじゃないのかね。

もうね、悪趣味なことにかかわるとよろしくないので、さっさと町に帰ったほうがいいよ、ステファノさん! 頼む、帰ってくれ!

謎が謎を呼び、薄気味悪いことが続きますが、全体的に展開がゆっくりなので、私はだらだらと観賞してたんですよ。これ、どーやってオチつけるのかな~とうすぼんやり考えてたら、心の底から驚愕のオチが。

だから言わんこっちゃないっていうか、ええええええ!?

ある台詞でびっくりの真相が明らかになるんですけど、イタリア語を聞き間違えたかと思いました。あの部分、英語字幕はどうなってるのでしょうか。ステファノさんも硬直してたが、私も硬直。そして、そのままイヤ~な予感を匂わせつつ、何が起きたかはっきり見せないまま劇終。

まったり展開にイキナリの後味悪いエンディングなのだが、いやはや強烈でございました。
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by rivarisaia | 2012-11-27 22:13 | 映画/洋画 | Comments(0)