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エリート・スクワッド

次回の五輪はブラジル。ブラジルといえば、私の中ではもうボッピ。容赦なくバッタバッタと敵を倒す最強の特殊部隊BOPE! それもこれもすべてこの映画のせい。

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エリート・スクワッド(Tropa de Elite)』監督:ジョゼ・パヂーリャ

正直、出だしはどんな話なんだかよくわからない映画だったんですよ。人物の見分けもつきにくいし。しかし中盤あたりからめっぽうおもしろく、ごちゃごちゃしていた出来事は複雑怪奇につながっていたのであった…。

腐敗しきった警察、麻薬ディーラーからクスリを仕入れて売りさばいてる裕福な大学生、スラムで活動するNGOもマフィアと一定の協定を結んでいたりする、そんなカオスな都市リオ・デ・ジャネイロ。

そんな腐りきった場所で、正義のために容赦ない活躍っぷりを発揮しているのが軍警察の特殊部隊BOPE(ボッピ)であり、そのボッピのナシメント隊長が主役です。顔の傾向がディカプリオ系ですよね…。おでこ広めの童顔系。だけど性格は容赦ない。

ナシメント隊長は、奥さんが妊娠したこともあり、終わりの見えない戦いに身を投じているのに嫌気がさし、自分の後継者を養成して、退職したいなーと考えている。後継者候補はふたりおりまして、このふたりの若い警官が、新たに軍警察に入隊すべく過酷な訓練を受け、麻薬ディーラーを一掃するという任務を負う…という話がタテ糸で、警察とギャングと大学生とNGOが絡む一件がヨコ糸。

いやあもうね、裕福な大学生男子がムカツク。警察の腐り具合も酷すぎる。これでは、いくら優秀なナシメント隊長でもうんざりして「仕事辞めてえ!」となるのは当たり前だ。

ナシメント隊長は無事に仕事を引き継いで退職できるのか、警察内部の悪は一掃できるのか、理想論ばっかり語ってる大学生は目が覚めるのか、そのあたりはぜひ本作をご覧くださいませ。

本作には『エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE』という続編がありまして、さらに悪が巨悪になってました…。続編はテーマがより社会派。社会に巣くう悪と戦う硬派な話でこれもおもしろかったのですが、どちらかというと私は1作目のほうが好きです。BOPEの入隊訓練が、恐ろしく気合い入ってて、見てる私もシャキッとしちゃうから。
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Commented by chiaki at 2013-01-06 20:01 x
こんにちは。
以前、途中まで見て「娯楽映画だと思ったのになんか分かりにくい・・」と見るのやめちゃったのですが、春巻さんのおすすめとあって再度DVDを借りてきたところ、面白くて続編も一気に見ちゃいました。隊長かっこいい!私は続編の方が見やすくて好きかもです。マチアスの最期があっけなくてショックした。

それにしても一応善玉のボッピの容赦なさは結構ドン引きでした。ビニール袋の拷問とか。。。。ハリウッド映画じゃ絶対ありえないですね~。
Commented by rivarisaia at 2013-01-08 18:08
そうなんですよ、途中までわかりにくいですよね、これ。最初のほうはボッピと警察の関係もよくわからなかった私です。警察は汚職まみれで悪どいけど、いっぽうのボッピもやってることが恐いんですけど…。でも隊長かっこいい!

続編のほうが話がわかりやすいのですが、入隊訓練のある1を推してみました。それにしてもマチアスがあんなことになるなんてびっくり…。
by rivarisaia | 2012-12-08 21:59 | 映画/洋画 | Comments(2)