三つの秘文字

この2週間ばかし、歯の治療がいろいろと過酷なことになっていて日々もうろうと生活しているわたくしです。そんなわけでゆったりとした読書とかできないので、ページターナーな一気読み本をさくっと紹介!

まずは今後の作品が気になる作家シリーズその1。 S・J・ボルトンの1冊目。

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三つの秘文字』上・下 S・J・ボルトン著、法村里絵訳、東京創元社

夫の故郷であるシェトランドの島に越してきた産科医のトーラ。
ある日、死んだ愛馬を埋めるために自宅の敷地を掘り起こしていたトーラは、女性の遺体を発見する。死体は心臓をえぐられ、背中に三つのルーン文字が刻まれており、さらに検視の結果、出産後間もなく死んだことがわかる。

やがて女性の身元が判明するが、公式記録と遺体の推定死亡時期には1年ものズレがあった…。


とても閉鎖的な島が舞台です。こんな猟奇的な事件が起きているというのに、本腰を入れた捜査がなされない。謎の女性の死の真相を探るべく奮闘するのは、主人公である女医トーラと、巡査部長のデーナのふたりきり。当然ながら、ふたりの捜査は妨害に遭います。

島の人たち怪しすぎるよ! (含む、トーラの夫)

シェトランドが舞台といえばアン・クリーヴスの「シェトランド四重奏」シリーズがありますが、あちらが静かで重厚なイメージなのに対して、本書は軽くて派手です。後半のB級サスペンス映画的な展開には、えええー?とかなりびっくりしました。シェトランド的にこういう展開はいいのだろうか…シェトランドのイメージが…と余計な心配をした私である。

とはいえ最後まで一気に読ませます。読み終わってから、気になる点がぽろぽろ出てきたけど、あまり細かいことは気にしなくてもいいよね。ボルトンの2作目も読んでみようという気になったので、2作目の感想は次回。
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by rivarisaia | 2013-03-05 23:50 | | Trackback | Comments(0)

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