The One and Only Ivan(世界一幸せなゴリラ、イバン)

いま読んでいる本がなかなか進まない間に、こっちを先にさくっと読んじゃった。2013年ニューベリー賞受賞作品。

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The One and Only Ivan』Katherine Applegate著、Harper Collins

ドキュメンタリー映画『プロジェクト・ニム』を連想させるような面もあるのですが、ニムはチンパンジーでしたけども、本書の Ivan(アイヴァン)はゴリラです。

アイヴァンはショッピングセンターにいる「絵を描くゴリラ」。もう長いこと、ガラスの檻のなかでくらしていて、昔のことはすっかり忘れてしまった。そんなアイヴァンと仲良しなのは、隣の檻にいる象のステラと毎日やってくる野良犬のボブ。それから清掃人の娘ジュリア。人間のジュリアとは言葉が通じないけど、お互いに絵を描くのが大好きなので、どこかでわかりあえるのだった。

そんなある日、ショッピングセンターに赤ちゃん象のルビーがやってくる。ルビーはアイヴァンの運命を大きく変えることに…。


ゴリラのアイヴァンの日記形式になっているという、ちょっとユニークな構成の本です。なにせ語り手がゴリラのアイヴァンなので、ひとつの章が1ページ、長くても3ページくらい、短いセンテンスの簡単な文章ばかりですが、ひとつひとつの単語が力強く心に訴えかけてくるページもありまして、ちょっとうるっときちゃったところも何カ所かあるよ!(動物ものは反則であるよ…ううう)

ルビーのおかげでだんだんと過去を思い出し、ルビーをここから救い出そうと奮闘するアイヴァン。でもいったいどうやって? 続きは本書でどうぞ!

さて、このアイヴァンには、モデルがいます。27年間、ワシントン州のショッピングセンターで見世物になっていたゴリラです。現実のアイヴァンについても、本書のあとがきに書いてあります。アトランタ動物園のアイヴァンのページはコチラ。アイヴァンは2012年の8月に亡くなりました。
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by rivarisaia | 2013-05-20 20:21 | | Trackback | Comments(0)

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