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ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式

先日のお庭の生物兵器に挑んだ一件のせいで、気分がたいそうどんよりしたので、ひとつパアッ!とする映画を。どんよりしたときにみるDVDはいくつか候補があるんだけど(『オーム・シャンティ・オーム』もそう)、今回はこれ。

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ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式(Death at a Funeral)
監督:フランク・オズ

アメリカ版リメイクは観てないですが、オリジナルのイギリス版は大好き。

困り顔ベスト俳優のマシュー・マクファディン主演(マシューくんの映画のなかで困り顔度が高くてよろしい)、嫁役がマシューくんのリアル嫁キーリー・ホウズ、そしてマシューくんの弟役が『モーリス』の…というか今は『SHERLOCK』のレストレード警部のルパート・グレイブス、さらに父親の愛人役に『ゲーム・オブ・スローンズ』のティリオンのピーター・ディンクレイジ、と私的に豪華キャスト。

父親のお葬式の日の出来事を描くドタバタコメディ。のっけから葬儀会社のミスで棺桶には別人が入ってるし、精神安定剤と間違えてハイになる薬を飲んじゃった参列者がいるし、父の愛人を名乗る小男が現れてお金をゆすってくるし…という話。あ! えんがちょな汚い場面もあるので食事中に観るのはおすすめしません。

父親がゲイだったという設定は最近の映画でもあるけど、本作は父がゲイだったことよりも(この点はわりとあっさり納得される)、その相手が神経を逆なでするような小男で、この期におよんで恐喝してくるのかよ!というところで皆がちょう困惑する。さらに、ラリってる参列者のおかげで、ちっとも葬儀が前に進まない。

葬式のスピーチを困り顔で一生懸命考えるマシューくんなのだが、参列者の方々は、作家として成功している弟のほうがスピーチするとばかり思っていて、困り顔がいっそう困り顔になり、プライドもズタズタなのである。

そんな葬式の日に巻き起こるカオスが最高潮に達したところで、懸案のスピーチ場面で万事丸くおさまるところが、なかなかしんみりしてよいのだった。っていうか、最終的に小男にはお金払ったんだろうか…。それともスピーチに感動して小男はそのまま帰ったのかな…。謎だ。

そして本作ですが、DVDのオマケについてる7分強のNG集がかなり愉快です。NG自体は大したことないのに何故か笑いが止まらなくなる人々のようすが可笑しすぎて、何度みても絶対に私もつられて笑っちゃうので、気分が落ちてるときに最適です。笑いのカンフルといえよう。いやあ、誰かが心から笑ってる姿は人を幸せにするよね。うふふふふ。
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Commented by chiaki at 2013-06-08 21:05 x
最近「ゲーム・オブ・スローンズ」にはまり、ティリオンはそういえば「ハウエルズ家の・・・」にも出てたなあと、ちょうど見返してたところでした。シャーロックのレストレード警部ってルパート・グレイブスだったのですね!あの薬学部の弟もどっかで見たことある気がするんですが・・・。
アメリカでリメイクもされてるんですか。でもたぶんオリジナルの方が面白い気がする!
Commented by rivarisaia at 2013-06-10 17:37
『ゲーム・オブ・スローンズ』は私もシーズン1だけ先にみました! 感想書きかけで放置してたので後でアップしますねー。薬学部の弟は『ラブ・アクチュアリー』に出てたことに最近気づいた私です。

アメリカ版は主演がクリス・ロックなんですよ。小男は再びティリオンが演じてます。観る機会がないんだけど、いちど観てみたほうがいいのかな…。でもまずオリジナルのほうがおもしろいと思う。なにせマシューくんも出てるし!
Commented by chiaki at 2013-06-10 19:12 x
ラブ・アクチュアリーか!思い出しました。あのアメリカに行ってモテモテになる青年ですね。

クリス・ロックって。。。イメージ違~う!どう考えても困ったりうろたえたりしなさそう。つくづくこれはマシューくんのキャラクターを最大限に生かした役ですよねー。
Commented by rivarisaia at 2013-06-11 16:11
そうそう、あのアメリカに彼女探しにいく青年です! ラブ・アクチュアリーもいろいろな人出てますよね。ポルノ俳優でシャーロックのワトソン君とか。

車椅子のおじさんがダニー・グローヴァーで、ラリって屋根にのぼるのがジェイムズ・マースデンなんですけども、前に予告みた感じでは基本的には内容もそのままリメイクしたような印象で、クリス・ロックにするんだったら思い切って変えちゃったほうがよかったのに...と思いました。みてないけど。

マシューくんが終始泣きそうになってるのがオリジナルのいいところ。ふふふ。
by rivarisaia | 2013-06-03 23:42 | 映画/洋画 | Comments(4)