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オルエットの方へ

連日の不安定な天気(というか低気圧というか台風)のせいで偏頭痛気味であるがゆえに何もする気が起きないわたくしです。夏前の大片付けしたいのにー。

おかげでずっとだるいんですが、きょうの空気の色はなんだか "オルエット" のようであった。こういう日は "オルエット" をBGV(バックグラウンドビデオ)にして、片付けや頭使わない作業をしたらよいのではないか。

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オルエットの方へ(Du côté d'Orouët)』監督:ジャック・ロジエ

数年前に東京でロジエ特集をやったのは冬だった気がしますが、ええと夏のバカンス映画です。夏の、というか、本作は夏の終わり。

あらすじは特になくて、3人のOLが夏の終わりにバカンスにいく。ただそれだけです。途中で、会社の上司である男性ジルベールが偶然をよそおって現れて女性陣から邪険にされつつも仲間に加わったり、ヨットを持っているイケメン風男性が登場して、みなの間に若干のさざ波が立ったりもしますが、なんだかんだで休みが終わると再びパリでの日常が始まり、それぞれ来年のバカンスに想いをはせるのでした。

3人娘のおしゃべりとかきゃっきゃした笑い声とか波の音とかを延々聞いてるような映画で、ストーリーに関係ないだらだらしたおしゃべりが何故か楽しいといえばロメールもそうですけど、ロジエのオルエットはロメールよりもおしゃべり度が高い(ロメールのほうがストーリーがある)。でも退屈かといえばそうではないのが不思議なところ。それどころか、バカンスってこういう感じだよねーわかるわーとなんだか納得しちゃうし、最初はすっごくジャマに感じたジルベールにもちょっと同情して、意外といいやつだよな、と思っちゃったりするのでした。

何故か本作の印象は薄曇りのグレーっぽい空気の色なので、空気がそういう色をしているときはきょうはオルエットの色の日と思うようになったのですが、オルエットの色の日は、この映画をだらだら流しながら、だらだら作業するのが正しい気がします。
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by rivarisaia | 2013-06-20 20:19 | 映画/洋画 | Comments(0)