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ワールド・ウォーZ

すっかり夏ボケです。夏バテじゃなくて、夏ボケ。バテてはいないんですよ、そこそこ元気なんですけど、その代わりに頭がまったく回転しなくて、たぶん脳が煮えてる。このままではゾンビになってしまう。

ということで、さっさと観ました。

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ワールド・ウォーZ(World War Z)』監督:マーク・フォースター

原作と全然違うとご立腹してた人の意見をチラ見してしまい、不安があったのですが、おもしろかったです。逆に映画がいまひとつだった人は、原作を読んでみるのもいいかも。原作は世界各地のゾンビ状況の報告書という構成になってます。

映画は、突然のゾンビ世界で元国連職員のブラッド・ピットが奔走する、というあらすじ。ゾンビが大量に出てきますがグロいシーンはほとんどないため、血とか内臓がドバーッとかグチャーッというのが観たい人には向いてない。

あと最後までいきおいで突っ走っていく話なので、途中で振り落とされたら楽しめない。あとから考えると「…おや…?」となる箇所もたくさんあるし、最後のオチも理屈としてどうかなあ…という気もするけど、わたし脳煮えてるから、いま。煮えている脳にはちょうどいいスピード感の映画でした。

そう、スピード。

最近のわたしは、走るゾンビに対しては否定的なので、「映画版は走るのか…」というのが最大の不安要素だったんですけど、本作のゾンビは恐ろしいスピードで走るうえに、感染のスピードもちょう早い。噛まれたら12秒で即ゾンビ。どんなウイルスなんですか。

映画もゾンビのスピードにのって、おそろしい早さで展開します。主人公であるブラッド・ピットも、ついさっきまで家族とほのぼの車に乗っていたというのに、気づいたら韓国だのイスラエルだのあっちこっち飛びまわってます。しかもピンチの連続です。ああ、もう!

本作ですごくよかったところは、こうした映画につきものの「余計なことをしでかす人」が登場しても、展開が早くてイライラしないですんだ、という点です。わたし、登場人物のだれかがヘマをしたときに超絶やきもきしてしまうんですけど、本作ではわたしが「チッ!」と舌打ちする間もなく話が次に進んでたわ…。

12秒で即ゾンビの世界では、起きてしまったことにとらわれているヒマなどないのです。生き残るためにはさっさとアタマを切り替えて前に進むのだ。このすばやい切り替え能力、わたしも見習いたいものです。

さて、ゾンビといえば、CLASSICAの飯尾さんが今回も秀逸な考察をしておりますので、ご紹介しておきましょう。
>ゾンビとわたし その28 映画「ワールド・ウォーZ」 : CLASSICA

東京でスピードゾンビが発生したら…わたしは速攻で終了、という感じがいたしますよ。
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by rivarisaia | 2013-08-22 23:46 | 映画/洋画 | Comments(0)