「ほっ」と。キャンペーン

イノセント・ガーデン

吸血鬼みたいな話だったわよーと小耳に挟んでいたので、てっきりニコール・キッドマンとミア・ワシコウスカの母娘がきっと吸血鬼…いや、やっぱり途中からやってきた叔父さんが吸血鬼…と想像しながら観てましたが、全然違ってた。

b0087556_234855.jpg

イノセント・ガーデン(Stoker)』監督:パク・チャヌク

吸血鬼の話じゃないですけど、邪悪な血筋の話ではあり、よく考えてみると、主人公の一家の名字は吸血鬼ドラキュラの著者と同じストーカーさんなのである。

主人公インディア・ストーカーが18歳の誕生日、父親が事故死する。インディアと母親はどうも上手く言ってない様子。そこへ、父の弟であるチャーリー叔父さんがやってきて、しばらくの間居候することになる。

チャーリー叔父さんは、ずいぶん怪しい男なのだが、そもそもインディアも何考えてるのかよくわかんないし(思春期だからですか?)、ニコール演じる母親も妖艶なんだか、天然なんだか、サッパリわかんない。どいつもこいつも、うやむやした謎に包まれた人々なのである。やだ、こんな不気味な一家。

振り返ってみると話自体は特に目新しくもなかった気がしますが、どこかすっきりしないうやむやした謎が残ったまま終わるところと、ピアノの連弾が異様にエロティックだったり、髪の毛のうねりが草原に変わったり…と思わせぶりな映像がとても美しいところが良いですね。しかし、このうやむやした不穏な感じ……シャーリィ・ジャクスンの『ずっとお城で暮らしてる』を連想したのですが、ググッてみると同じような感想を抱いた人は他にもいるようす(ですよねえ!)

真面目に考えると、インディアちゃんはどこか遠くに行くことは叶わないんじゃないかなあと思いますけど、どうなんだろ。ストーカー家は他に親戚はいないのか、とかいろいろ細かいことが気になるところですよ(あの伯母さんとか独身?)
[PR]
by rivarisaia | 2014-05-27 02:37 | 映画/洋画 | Comments(0)