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フライド・グリーン・トマト

うわ、懐かしい!と久々に観てみたら、昔観た時よりも断然、キャシー・ベイツに声援送ってました。自分の年齢が上がったせいでしょうか……。がんばれ、エヴリン!

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フライド・グリーン・トマト(Fried Green Tomatoes)』監督:ジョン・アヴネット

冴えない主婦のエヴリン(キャシー・ベイツ)はチョコレートの食べ過ぎで全然痩せられないし、夫との仲は倦怠期だし、どうにもパッとしない毎日を送っていた。

ある日、エヴリンは夫と一緒に叔母のいる老人ホームを訪れ、そこでニニー(ジェシカ・タンディ)という老婦人と出会う。ニニーはエヴリンに、昔話を語りはじめる。

昔、アラバマにイジーとルースというふたりの女性がおりました……


現代のエヴリンの話と、ニニーが語る昔話が交互に描かれるという構成です。

イジーとルースは人生いろいろありまして(詳しくは映画をご覧ください)、カフェを経営するんですけども、フライド・グリーン・トマトはそのカフェの名物料理です。この映画を観るとすごく食べたくなるのですが、日本だと緑のトマトがなかなか売ってないからなー。緑のトマトといえば、大草原の小さな家シリーズで、母さんが「緑のトマトのパイ」を作っていて(アップルパイの代わりとして)それも美味しそうなのだった。

久々に観て、時代を経ても色あせない映画だなーとしみじみしたと同時に、ちょっと愕然としちゃったことが。

この映画の扱ってるテーマは、DVだったり、人種差別だったり、理不尽な社会に立ち向かう女性の強さだったりするのですが、本作が公開された頃にくらべて、アメリカもだいぶ変化したし、ましてや映画が描いている昔話の時代からはかなり進歩したな〜と感慨深いわけですよ。それにくらべて日本社会ときたら、周回遅れも甚だしい感じ……あれれー?

今の日本は、ちょうどチョコバーをかじりながら講習会に出ているイヴリンと同じくらいのレベルにいるのかもしれません。あるいは駐車場で泣いてるイヴリンか。そろそろハンマーで壁をぶち壊す時代になってもいい頃合いですね。トゥワンダ!!

ちなみに原作にある同性愛的な要素が映画では描かれてないと、かつて一部で批判されてたんですけど、注意してみると、曖昧に仄めかしているようにも見えるんだけどな。いずれにせよ、セクシュアリティを超えて「女性がんばれ映画」として、かなりよい作品。

そして……余談ですけど、何故か今度は『ミスティック・ピザ』が観たくなってきちゃったんですが……南部の食べ物映画つながりでしょうか……。
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by rivarisaia | 2014-06-12 23:53 | 映画/洋画 | Comments(0)