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鮮血の処女狩り

そういえば、この映画の感想を書くのを忘れていました…。

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鮮血の処女狩り(Countess Dracula)』監督:ピーター・サスディ

タイトルがエロティックホラーめいてますが、全然そんなことないです。お色気も少ないし、血まみれでもないです。原題はドラキュラ伯爵夫人。ハマー・プロ製作のバートリ・エルジェーベトことエリザベート・バートリ物です。

17世紀のハンガリーが舞台。お年を召した伯爵夫人が侍女の血を浴びたら若返り、娘の名を語って夫の親友の息子を誘惑する、というのがざっくりしたあらすじです。

バートリといえば、侍女を折檻して際に返り血を浴びて、血をぬぐってみたら、おや、肌が若返ってるではありませんか!というのが定番の流れで、本作もそうなんですけど……。

いいですか、本作は「お年を召した」伯爵夫人が「若返り」っていうのがポイント。

本作の伯爵夫人、白髪の老女なんですよ。

ところがだ。

侍女の血を浴びたら、金髪のギャルに大変身ですよ!(ええええー!?)
伯爵夫人の往年の愛人ですら十字切って「おお、神よ!」とひざまずいちゃうくらいの変貌っぷり。もはや魔法。

開始早々10分くらいで、この驚愕の変身展開が待ち受けてるんですけど、私ラストまでポカーンとしっぱなしでした。

金髪美女に変身したおかげで、狙いをつけた若者の誘惑に成功した伯爵夫人ですが、若者と抱き合ってたら急に老婆に逆もどり(伯爵夫人もおののいてたけど、あまりに急激すぎて、私もびっくりだよ)。再び金髪美女になるためには、若い女の血が必要なのだった。

往年の愛人はすごくいい人で、ありのままの(年相応の)君が好きなんだ~と言ってくれていたというのに、若者に夢中の伯爵夫人ときたらまったく聞く耳持たず。そして上手い具合に利用されてしまう愛人。なんとも気の毒なことである。

血のお風呂に入るシーンもないし(入浴しようとしてたら見られて「きゃあ!」みたいなお色気場面ならある)、嬉々として残虐っぷりを発揮するわけでもないので、バートリ度は低めですが、若返り方が尋常じゃないので、観て損はないと思うよー。
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Commented by fontanka at 2014-10-07 20:47 x
連想しちゃったのが→ダイアナ妃と(当時の)カミラ夫人→いや、当時ですね、愛人と妻が逆だったら、イギリス国民は許したんじゃないのか?(きれいな愛人にうつつをぬかすメリーモナーク:チャールズ)というのとともに、
女は若さでも外見でもない(失礼!)→思った時は私も若かったので。

はい、今の君が好きなんだ。
あ、次の連想が、ドン・ペドロ(骨になったイネスでも愛している)
Commented by rivarisaia at 2014-10-08 21:10
ドン・ペドロ!!

この映画の老女バートリと若バートリの差が激しすぎて、クラクラしますよー。最初、別人かと思ったら、どうも同じ女優なんですよね(特殊メイクすごい!)。

ダイアナ妃とカミラ夫人、どうですかねー。逆でもカミラ夫人がダイアナ妃並みにカリスマ的なオーラを発揮できたか謎〜!
by rivarisaia | 2014-10-06 23:46 | 映画/洋画 | Comments(2)