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共犯

TIFFの1本目は台湾映画。
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共犯(共犯/Partners in Crime)』監督:チャン・ロンジー/張榮吉

墜落死したひとりの女子高校生。そして、たまたまその死体を見つけた3人の男子高校生は、彼女の死の真相を探ろうとするのだが……


友だちのいないいじめられっこ、友人の多い優等生、不良、という普段なら接点のない3人の男子高校生がひとりの少女の死に遭遇し、「彼女の死の謎を解く」という共通の目的によって、友情を育んでいきます。どうやら彼女の死の原因となった人物がいたのではないか。それが誰かを突き止め、仕返しをしてやろうではないか。ところがそこで予期せぬ事態が起きてしまいます。

この映画は「帳面派」で、死んだ彼女は1冊の日記帳を残していました。その日記を通じて、生前は彼女を知りもしなかったのに、だんだんと彼女との距離が近くなったかのように錯覚してしまう、孤独な少年。不可抗力とはいえ、取り返しのつかないことをしてしまい、それを受け入れることができずに怯えた日々を過ごすことになってしまう少年。周りから誤解されても、友人のために沈黙を守る少年。

3人の少年がタテ糸とすれば、ヨコ糸となるのは、どこにも居場所のないまま死んだ少女、いじめられっこの兄を想う少女、あらぬ嫌疑をかけられる少女の3人です。

物語の中盤で起きてしまうある出来事のせいで、逃げ場のない方向へとどんどん追いつめられていく息苦しさ。彼らの孤独感を理解してくれる大人はいないんですよね。あの後、彼らはどうなったのかな。

【トレイラー】

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Commented by fontanka at 2014-10-29 19:19 x
辛い映画ですね。。。
たまたま最近読んだミステリが「ひそかないじめ」をとりあげていて、正直読むのをパスしました。
描写としては(着眼)はすごいけど、嫌。
自分の許容ってすごく狭いです。
春巻さんは「どんとこい」派ですか?
追伸:コメントが認証制になったんですね
Commented by rivarisaia at 2014-11-06 23:24
この映画で生理的にダメだったのが、少年の一人が深爪で絆創膏している爪の先をいじくる描写で、「わーやめてー!」とぞわぞわしました。自分でもびっくり。

私の場合、許容範囲というか定量があって、定量超えるとしばらく読みたくなくなる感じです。たとえば最近だと幼児虐待が重要なポイントになっているミステリーがダメですー。

コメント欄、変わっちゃって私もびっくりです。画像認証を入れれば、普通に表示される方式だと思うんだけど、自分でもよくわかってない…。
by rivarisaia | 2014-10-28 23:40 | 映画/香港・アジア | Comments(2)