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マルセイユ・コネクション

TIFFの2本目は、いわば『フレンチ・コネクション』のマルセイユ篇です。

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マルセイユ・コネクション(La French)』監督:セドリック・ジメネス

70年代のフランス、マルセイユ。アメリカへの麻薬密売で巨額の富を得た組織のボス(ジル・ルルーシュ)。その密売ルートも精製現場も謎に包まれており、警察はなかなか手が出せない。

青少年犯罪課から麻薬犯罪課に配置変えになった判事(ジャン・デュジャルダン)は、麻薬組織撲滅のために立ち上がる。それは長い戦いのはじまりであった。


じつは、まったりしてる映画だったらどうしようかと、やや心配してたんですが杞憂でした。どんな展開が待ち受けているのか、判事もボスもどうなってしまうのか、どちらの側に立っても一難去ってまた一難で、目が離せないし、判事もボスも哀愁漂ってるし、泣ける。。。

それにしても恐るべしなのは、この作品が監督にとって2本目の長編だってことですよ。まだ若いのに2本目でこんな大作を撮ってしまうなんてすごい。

・印象に残っている場面その1
組織のおっさんが、奥さんが警察にしょっぴかれたために子どもの送り迎えやらオムツ替え、食事の用意などを全部自分一人でやらねばならず(おまけにマフィアは子だくさん)、仕事なんてできるかよ!という発狂状態になってしまい「ムショにぶちこまれたほうがよっぽどマシだ〜」と泣いてた。

[ここで一句] 母親業 マフィアの男も へこたれる……

・印象に残っている場面その2
たまに出てくる料理が美味しそう。判事のつくった煮込み料理には、若手刑事もうっとり顔ですよ。「俺と結婚するか?」みたいな台詞を判事が言ってましたけど、料理できる男、すてきー!そんな判事の妻も料理上手だと思われます(サラダのドレッシングもいい感じでした)。

いっぽうでボスとその妻は、モーターボートとばして海辺のレストランで山盛りウニをオーダー。

いいな…マルセイユ……。当然ながらおっさんたちが飲んでるお酒はパスティスだよ!!

・印象に残っている場面その4
フランスのおっさんたちが、マフィア側も警察側も皆イカしていた。おっさん好きなら間違いなく、くらくらしますね。さらにチンピラみたいな役で(しかしキーパーソンとなる人物でもある)ブノワ・マジメルが出ています。チャラチャラしていてへんてこりんでもブノワはかっこいい
*大事なことなので太字にしました。

ブノワがカフェに向かうシーンで銃をカチャッてやるところなんて、もうかっこよすぎて、鼻血出そう。あの場面だけ何度でもリピートしたい。辛くなったら眺めたい。ううう。

・余談
シチリア・マフィアの映画やら本やらを目にしすぎたせいでしょうか。私ときたら、最初から最後までずーっと、いつ爆弾で吹き飛ばされるのか無駄にハラハラしてしまったことも告白しておきます。

車やバイクに仕掛けてあるんじゃないか、カフェごと吹き飛ばされるんじゃないか、家の中に投げ込まれるにちがいない、オーブンに仕掛けてあるのか、はたまた時計か、判事はもとより、奥さんや子ども、警察の同僚が狙われるのではないか、と心配しっぱなし。

断っておきますが、マルセイユのマフィアの方々は爆弾使いません。ここ重要です。ま、その方がいいとおもうよ、とシチリアの方々にも言っておきたい。

【トレイラー】



別画面で大きくしてみてください。1分9秒あたりでブノワが!!
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Commented by fontanka at 2014-11-03 18:47 x
おやじ→カッコいいですねぇ~
でも、年取ってくると、若いのが良くなるかなと思いますです。
Commented by rivarisaia at 2014-11-06 23:25
カッコいいですよ〜! もし公開されたらぜひ堪能して!!
(若いのも若いで、またいいですよね。ふははは)
by rivarisaia | 2014-10-30 01:37 | 映画/洋画 | Comments(2)