殺し屋ケラーの帰郷

冬休みに読みました! で、その後、この本に出てくる数々の切手がどんなデザインなのか調べてみよう…と思いつつも、私にはその時間が全然ない。どなたか副読本として「ケラーと切手」という切手本を出してくれないですかねー。

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殺し屋ケラーの帰郷』ローレンス・ブロック著、田口俊樹訳、二見書房

殺し屋を引退したケラー。結婚して子どもも生まれて、リフォームの仕事も順調だったのに、不況のあおりを食らって仕事が激減したところに、ドットから電話が……


「殺し屋ケラー」のシリーズは終了したとおもっていたら、まさかのカムバック。しかもケラーが殺し屋に復活する理由が

欲しい切手があるから


ってどうなんですか!!?? 切手蒐集のために請け負う殺し屋稼業。恐ろしいですね、切手蒐集の世界って…(違。

で、本作ですけども、殺し屋稼業の話よりも、切手蒐集の話のウェイトが高くて、個人的にはすんごく楽しかったです。殺しそっちのけで、切手の話がメインだった気もしないでもない……。

ケラーさんは1940年までの切手をコレクションしつつ、なんだかんだで縛りをゆるくしちゃったりしてるんですけど(縛りをゆるくするって、わかるわー)、私のように安い最近の切手をトピカルで集めてる人間と違って、本格的なコレクターなので、そりゃあもうお金かかって大変ですよ。殺しを請け負わないと払えないですよねえ(えっ!?)

一番最初に出てくるオボックの不足料切手ってこんなのかなあ。登場する切手をググるだけでもかなり楽しい、切手好きにたまらない1冊となってます。ですからどなたか副読本を……。

一番最後のエピソード「ケラーの義務」はとてもよかったです。切手蒐集家に幸多からんことを。
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Commented by fontanka at 2015-01-22 22:57 x
「副読本 ケラーと切手」いいですねぇ。
なんか、後生になって(?)マニアが作った贋作(?)がでて、
○○本源氏物語のように・・・
Commented at 2015-01-22 22:59 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by rivarisaia at 2015-01-26 12:28
豊富な画像と詳細な切手情報が掲載された副読本、ほしい〜!
著者も切手蒐集が趣味みたいなので、ブロックの集めた切手も見てみたいです。

>以下、非公開コメントへのお返事
ですよね。殺し屋として大丈夫なのでしょうか。
「あの少年」の今後の予想、それすごくいいアイデア!!
by rivarisaia | 2015-01-21 01:40 | | Trackback | Comments(3)

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