「ほっ」と。キャンペーン

ガールズ・ハウス

東京国際映画祭の6本目はイラン映画でした。

b0087556_00135853.png
ガールズ・ハウス(The Girl’s House/Khaneye dokhtar)』監督:シャーラム・シャーホセイニ
結婚式を翌日に控えた女子大生サミラが突然死んだ。死の直前まで新居のカーテンを変えていたのに。サミラに何があったのか、二人の友人が調べはじめるが、サミラの家族は口を閉ざし、何が起きたのか謎は深まるばかりで……
映画の前半は、結婚式の前日、披露宴に出席するためのショッピングに出かけた女性大生ふたりが、その日の夜に友人の訃報を聞き、あまりに突然すぎる死の謎を探ろうとするミステリー。

後半は、結婚式前日、幸せだったサミラが死んでしまうまでのいきさつ、つまりは謎の真相を描いてます。ただ前半の友人ふたりには、真相はわからないままなんですよね。

結局、新郎の家族(姑と叔母)の保守的で強引な行為が、サミラの死を招くことになったのですが(ここで、若尾文子の『女系家族』を連想した私である)、新郎自身はサミラのことをとても愛してたようだし、自分の家族の態度に怒っていたので、サミラと電話さえ通じれば、不幸な事態にならなかったのかもしれないな。

昨年の『メルボルン』もそうだけど、TIFFで上映されるイラン映画ってどこかこうファルハディ監督の作品を連想させる、謎が謎を呼ぶ構成になっている気がするのですが、気のせいですかね。だからつい比較してしまうけど、張り詰める緊張感といつまでも心に引っかかって尾を引くラストの余韻は、『メルボルン』のほうが断然すごかったです。



[PR]
by rivarisaia | 2015-11-20 00:40 | 映画/洋画 | Comments(0)