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リザとキツネと恋する死者たち

今年の初映画はハンガリー映画でした。
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リザとキツネと恋する死者たち
(LIZA, A RÓKATÜNDÉR / LIZA, THE FOX-FAIRY)
監督:ウッイ・メーサロシュ・カーロイ

昨年の大阪アジアン映画祭で『牝狐リザ』というタイトルで上映され、観に行った友だちがみんな、呪文のように「ダンス、ダンス、ハバグッタイム!」と唱えるようになった作品です。なにそれ、ちょう気になる。

その後、関東ではSKIPシティ国際Dシネマ映画祭でも上映されましたが、行けなくて大変残念な気持ちでいたところ、なーんと劇場公開の運びとなりました。公開される劇場も着々と増えてるみたい。やったね! ダンス、ダンス、ハバグッタイム!

1970年代のハンガリー。もうじき30歳になる独身女性リザは、元日本大使未亡人の看護人として住み込みで働いていた。
未亡人から日本語を習ったリザが心の支えにしていたのは、愛読書である日本の三文恋愛小説と、彼女だけに見える日本人歌手の幽霊、トミー谷。
さて、リザの30歳の誕生日。リザが出かけている間に、未亡人が突然死んでしまう。その後もリザの周りでは不審な死が相次ぎ、捜査のために刑事ゾルタンは下宿人を装ってリザと同居を開始するのだが……。

九尾の狐伝説を下敷きにしたシュールでキッチュなおとぎ話映画。人がいっぱいころりと死ぬのに、観終わった後にはなんだかほのぼのした気分になる、さんざん探した青い鳥はこんな身近にいたんだね!という物語です。

話も音楽もヘンテコリンですばらしい上に、衣装や小道具やインテリアもとってもかわいい。画面のあちこちに細かい見どころがいっぱい。壁紙映画で、シャンデリア映画でもありました。

じわじわきたのが、捜査対象であるリザのことを好きになってしまう刑事ゾルタンが、フィンランド歌謡をこよなく愛する男だったところ。「狐の呪い vs 刑事の愛」が「イカす昭和GS歌謡 vs イカすフィンランド歌謡」に見えてきた。さあ、最後に勝つのはどっちだ! 結果は映画でどうぞ!

予告編はこちら




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by rivarisaia | 2016-01-15 15:18 | 映画/洋画 | Comments(0)