タンジェリン

トランスジェンダーの売春婦役にトランスジェンダーが起用され、全編iPhone5sで撮影したというのも話題になっていた映画。なんかね、後からすごくじわじわくる作品。

b0087556_19092631.png

タンジェリン(tangerine)』監督:ショーン・ベイカー

ロサンゼルスのウエストハリウッド。クリスマス・イブ。シンディとアレクサンドラというトランスジェンダーの娼婦がドーナツを食べているところから話は始まる。

出所したばかりのシンディは、彼氏のチェスターが浮気したと聞いてブチ切れて、浮気相手と彼氏を探しにいく。

アレクサンドラはそんなシンディを追っかけつつも、今晩行う自分のライブのことで頭がいっぱい。

そんなふたりがあっち行ったり、こっち行ったり、LAをうろうろ歩き回り、そこにアルメニア人のタクシードライバーのエピソードが絡んでくるという、騒がしくてとっ散らかってはいるものの、たぶんなんてことはない1日のお話で、出てくる人たちはどうしようもない人たちばっかりなんだけれども、映画を観終わる頃にはどの人も自分の心の中でちょっとした知り合いみたいな存在になってるし、人生いろいろなことがあるけど明日もお互いちょこっとがんばろう、という気持ちになるのだった。不思議。

今もまさにLAのどこかの道をシンディとアレクサンドラは悪態つきながら歩いてる気がしちゃうし、いつかきっと「あのふたり元気かな?」って思い出す。そんな映画。



[PR]
トラックバックURL : http://springroll.exblog.jp/tb/26686153
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by rivarisaia | 2017-02-28 19:11 | 映画/洋画 | Trackback | Comments(0)

見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや
プロフィールを見る