イップ・マン 継承

ギリギリ駆け込みで観に行ったドニー・イェンの葉問シリーズ3作目。しみじみと家族愛の映画でござった。あとね、インテリアと小道具がとてもよい。

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イップ・マン 継承(葉問3)』監督:ウィルソン・イップ/葉偉信

1959年、香港。イップ・マンは妻や息子と穏やかな日々を過ごしていたが、悪徳不動産業者が息子の通う小学校の土地を強引に買収しようとしていることを知る。町のために立ち上がるイップ・マンだが、そんなある日、妻が病に倒れ……

小悪党や卑怯者は登場するけど、何がなんでも倒さなくてはならない巨悪は出てこなくて、無駄に殺される人もおらず、放たれた刺客はこてんぱんにやられて這々の体で逃げていくし、悪徳不動産王(マイク・タイソン)も、卑怯な面があったライバル(マックス・チャン/張晉)も正々堂々と戦って、結果を潔く受け入れるというところが清々しい。

約束をすっぽかしたり、さんざん妻に気苦労をかけたりもしたイップ・マン師匠ですけども、最終的には家族への愛があってこその武術、妻への愛が最優先なところが、さすがドニーさんのイップ・マンという「らしさ」がありました。個人的にはエレベーターの戦いシーンが一番の名シーンだったし、ダンスの場面もさいこう。

あと、本作のセットと小道具がいちいちすばらしくて、写真集ほしいくらい。屋内のタイルの色味だったり、さりげなく置いてある茶器やコップや紙袋がいい感じで、DVDが出たら背景をじっくり観察したい。

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by rivarisaia | 2017-06-06 18:22 | 映画/アジア | Trackback | Comments(0)

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