米原さんのロシア

ロシアまたは旧ソ連は、私にとってまったく親しみの湧かない遠い遠い国でした。そんなロシアも何だかおもしろい所だな、と思うようになったのは、米原万里さんのエッセイのおかげだったりします。

同時通訳は言葉の能力も大事だけど、何より機転が勝負だと思うのですが、ロシア語同時通訳者だった米原さんのエッセイは、まさに機転がきいていて、どれを読んでも面白い。敢えて選ぶならば、通訳や翻訳など言語に興味がある人だったら、『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』(新潮文庫)はぜひ読んでおくといい1冊。ロシアのおもしろさを知るなら『ロシアは今日も荒れ模様』(講談社文庫)あたりでしょうか。エッセイではないですが、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(角川文庫)や『オリガ・モリソヴナの反語法』(集英社文庫)もおもしろい。

今日はメールで、電話で、打ち合わせ先で、「ニュースを見ましたか?」という会話が飛び交う1日でした。闘病中なのは知っていましたが、米原さんならきっと大丈夫と楽観してました。もっともっと読みたかったのに、とても残念。
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by rivarisaia | 2006-05-29 23:58 | | Trackback | Comments(0)

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