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サイレント・ヒル

あんまりゲームはやらないのですが(というか反応が鈍くて向いてない、というのが正解か)、その昔、家にプレステがあった時代、『サイレントヒル』をやったことがあります。

あー、このゲームで展開される世界は本当に心底イヤな感じでした。霧で周囲がまったく見えないのに怪物が襲ってくるし、突然地獄のような世界に放り込まれて、変なゾンビみたいな奴らに殺られそうになるし...。うなされそうな雰囲気が延々と続くのが苦痛でしたよ。

なのに、私はなんで映画を観に行ったんでしょうねー? 夏だからか?
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さて、『ジェヴォーダンの獣』のクリストフ・ガンズが監督した映画版『サイレントヒル』ですが、このイヤ〜な世界をズバリそのまま表現していた点はすごい。霧に包まれた廃墟に紛れ込んでしまって、そこにいるのは自分1人という、何とも落ち着かない悪夢のような雰囲気はじゅうぶん出てました。

期待していなかった分、思ったよりよかった所もあるのですが、仕方ないんだろうけどゲームのようなストーリー展開(ここにヒントが!次は○○へ行くわよ!というようなノリ)と、最後の教会でのハチャメチャさにちょっと引いた。教会のシーンは、悪ノリし過ぎというか、やり過ぎではないでしょうかね...。それまで不気味だったのに、あまりに派手なことをやらかすので笑ってしまった。そういう意味では、惜しい映画。

何となく、「リング+仄暗い水の底から」という気がしたのは、主人公が娘のことばっかり心配してて、夫はどーでもいいんかい!という展開だったせいなのかしら...。
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by rivarisaia | 2006-07-21 23:58 | 映画/洋画 | Comments(0)