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ベルヴィル・ランデブー

いよいよ今週末から公開ですね。いや、ゲドではなくて『王と鳥』が...。まあ、ゲドも前評判が微妙だけど、いずれ観に行く可能性大。『王と鳥』については7/6のエントリで書いたのでいいとして、ツール・ド・フランスも終わっちゃったことだし、『ベルヴィル・ランデブー(Les Triplettes de Belleville)』をまた観たいなあ、と思うわけです。

観た人も多いだろうし、未見の人には何も聞かずに観て〜と言いたいので、あらすじは書きません。ざっと内容にふれるなら、

祖母と孤独な少年、三つ子の老婆、ギャング、ツール・ド・フランス、犬、カエル、ジャズ、アドベンチャー、サスペンス、アクション、これだけ盛り込んで80分。どうだ!

という感じでしょうか。
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監督、脚本、絵コンテ、デザインは全部シルヴァン・ショメ(Sylvain Chomet)。

2003年のアカデミー賞で長編アニメ賞と歌曲賞にノミネートされた時にTVで見ていたのですが、まずアノ歌にヤラレました。だって、本物の掃除機をかけながら歌ってるんだもんね。映画を観てその理由にナットク。冷蔵庫も楽器になるのだわね。

それ以来すごく気になっていて、初めて観たのはヨーロッパに行く飛行機の中。寝ている時以外は、延々とこればっかりリピート鑑賞していました。おかげで空港に着いた時はアノ歌がガンガン頭の中で鳴り響いていた。うっかり税関で口ずさんじゃうところでしたよ。

三つ子のバアちゃんが料理をするシーンがあるのですが、退屈な機内であまりにも繰り返し観ていると、あの料理ですらちょっと食べてみたいと思ったのが不思議です。特にポップコーン風のモノが気になります。げえ。
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残念ながら、このアニメーションのデフォルメされた絵がダメかもしれない、と言う人も結構多い。まあ、私も子どもの頃は可愛らしかった(一応)孫のシャンピオンが、あんな大人になるとはちょいと予想外でしたが、それ以前にシャンピオンを女の子だと思ってたので、「男だったのか〜!」とショックを受けたことは確か。しかし、あの絵だからこそ生まれた独特なベルヴィル・ワールド。一度ハマればたまらないんだけどね。

なんと言っても、バアちゃんたちが最高、いや最強。主役のおバアちゃんがポルトガル移民であったり、写真立ての中でしか登場しないシャンピオンの両親、冒頭のジョセフィン・ベイカーやフレッド・アステアなど、実は細部まで本当に芸が細かい。恐るべしフレンチ・アニメーション。こういうセンスの良さはなかなかお目にかかれません。

これから観る人は、エンドクレジットが終わるまで、きちんと観ないとダメですよ。

すてきなフランス公式サイトはコチラ。デスクトップの壁紙もダウンロードできます。もちろん私も、たまにベルヴィルにしてます。
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by rivarisaia | 2006-07-26 02:10 | 映画/洋画 | Comments(0)