「ほっ」と。キャンペーン

真説チャイニーズ・ゴースト・ストーリー

今日のショウブラは、1960年の『真説チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(倩女幽魂/Enchanting Shadow)』。ジョイ・ウォンとレスリー・チャン主演の『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』のオリジナルとなった作品です。
b0087556_20321366.jpg

あらすじは書くまでもないのですが、一応ざくっと説明すると、

旅の途中で荒れ果てた古寺に泊まった寧采臣は、小倩という美しい女性と出会い、心惹かれる。しかし、小倩は妖怪の老女に操られた幽霊で、男を次々と餌食にしていたのだった。

監督はリー・ハンシャン(李翰祥)、小倩はベティ・ロー(楽帝)、彼女に心奪われる若者、寧采臣がチャオ・レイ(趙雷)です。ショウブラの看板女優だったベティ・ローは太い顔立ちの美人。しっかりした顔をしているので、なよっとした儚い幽霊には見えないんですけど、ま、いいか。

荒れ果てた寺院の裏に広がる美しいお屋敷のセットや、妖怪婆さんの恐怖メイクなど、割としっかりつくられていて、丁寧な感じがする映画でした。
b0087556_0552657.jpg

原作は言わずとしれた『聊斎志異』の「聶小倩」なのですが、資料探しで図書館に行ったついでに探して読んでみました。ちなみに聶小倩は幽霊のフルネームです。エンディングが違うとは聞いてましたが、本当に全然違います。

若者が小倩の骨を供養するまでは同じですが、その後、小倩は若者について彼の実家まで行き、姑に「幽霊を唯一の息子の嫁にするわけにいかない」と言われます。しかも若者には病にふせる妻がいた。ところが、小倩は彼の家においてもらってかいがいしく家事をしたりしているうちに姑に気に入られ、本妻が病気で亡くなった後、若者と結婚。そんなある日、2人を追ってきた妖怪ババアに襲われるが、古寺で剣士からもらった剣のおかげで2人とも助かる。若者は出世し、2人の間には男の子が生まれてめでたし、めでたし。

あらー。結婚して子どもも産んでる...。

小倩は幽霊だったはずなんですが、「久しく生気を受けて居ます」というセリフがあるので、いつの間にか人間になっていたのでしょうか。

(参考図書)
『ザ・聊斎志異 聊斎志異全訳全一冊』 蒲松齢 作、柴田天満 訳 2800円 第三書館

それにしてもこの本、字が小さくて書体が読みにくいので、老眼の人泣かせだと思われますよ。1冊にまとめたのはいいけど、版型も中途半端に大きいし、もうちょっと読みやすいレイアウトにすればいいのに...。
[PR]
Commented by 黑珍珠 at 2006-08-25 21:38 x
樂蒂が素晴しいんだ!樂蒂が。

これも良かったです♪
1番最初に観たのは『梁山伯與祝英台』だったかな。
そっから大ハマリですよ。アタシ大好きなの!!
Commented by rivarisaia at 2006-08-25 22:23
樂蒂ファン? 可愛いよねえ、彼女。
特典見てたら、31才で睡眠薬自殺って書いてありました(涙)。
『梁山伯與祝英台』はメモっておきます。いつか観よう。
Commented by 熊猫 at 2006-09-01 23:44 x
チャイニーズゴーズトストーリー!懐かしい!!
公開はまだ熊猫がレスリーファンになる前だった気がしますが、
観に行った記憶があります。ファンになった後再び観ましたが。
この映画、ジャッキーも出てるんですよね、歌も歌ってるし。
ジャッキーファンになって再び観ました。←しつこい。
そうか。『聊斎志異』が原作だったんですね。
(いかにストーリーを見ないで役者ばかり見ていたかがバレますね)
かつてスカパーで『聊斎志異』を連続ドラマでやっていたことがあって
おもしろかった記憶があります。
そうか・・・本は読みにくいのか・・・。
ドラマでもう一度みたいです。←根性ナシ。
Commented by rivarisaia at 2006-09-02 00:48
>熊猫さま
レスリーの映画も綺麗ですが、こちらのオリジナルも
また違う雰囲気なのでおすすめです。
ジャッキーが歌ってましたっけ? き、記憶が...。
レスリーの方ももう1度見直してみようかしら。

ところで『聊斎志異』のドラマに興味があります。それ、見たいです。
本は上記に挙げたものはとにかく文字が小さいのが、
読みにくさの大きな原因だと思いますので、もっと読みやすい本が
探せばあるような気がしますよー。
とりあえず、図書館で借りる際に「全1巻」ってところに惹かれたのが
間違ってた気がします。
by rivarisaia | 2006-08-23 23:56 | 映画/香港・アジア | Comments(4)