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ゆれる

何だか忙しくて土日もバッタバタしてるんですが、前に会社の同僚から「忙しいというのはねえ、心を亡くすと書くのよ。短くてもいいから息抜きしないと!」と言われたことを思い出し、合間を縫って映画館に...って先週もそうだったか...。あれ?

ゆれる』 監督:西川美和
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東京で写真家として成功した弟(オダギリジョー)と、実家に残って父親と暮らしている冴えない兄(香川照之)。母の一周忌で帰省した弟は、兄と幼なじみの智恵子との3人で近くの渓谷に遊びに行くが、吊り橋から智恵子が落下してしまう。その時、彼女のそばにいたのは兄だった。それは事故だったのか、殺人なのか...。

タイトル通り、兄と弟の間を心がゆれ動く映画。地味な映画ですが、非常に緻密な構成で、その緻密さゆえに帰り道、いろいろ振り返りつつ感嘆しました。よく考えれば考えるほど洩れがないというような、細やかな配慮がされています。

そんなわけで、いわゆる「おもしろい」映画ではないけれど、後からじわじわ〜っと余韻がくる。あれこれと詳しく書けないので、曖昧な言い方しかできないのが感想を書くのにツライところですね。

兄弟の葛藤と心のゆれで傷ついた吊り橋は、きっと修復できるという希望も感じられる映画でした。
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by rivarisaia | 2006-09-09 23:55 | 映画/日本 | Comments(0)