「ほっ」と。キャンペーン

パリ空港の人々のターミナル

空港。世に空港ファンは意外に多いものです。私も嫌いじゃないんですが、フライトキャンセルだとかトラブルで離陸できず延々待たされるといったことにナゼか頻繁に遭遇するので、空港に対するテンションは下がり気味です。

そんな私が最近、もっとも詳しいのはコペンハーゲン空港。ここには、よく考えてみると飛行機に乗っている時間よりも長く滞在している。空港はやっぱり短時間の滞在だから楽しいのであって、長くいるとウンザリする場所になります。コペンハーゲン空港自体はキレイでいい空港なんですけどね。

最近の空港映画と言えば、スピルバーグの『ターミナル(The Terminal)』なんですが、この映画がどーも苦手。空港に長時間滞在はウンザリという気分なので、リアルな空港セットに観ている私も息詰ってきてウンザリ気分が先に立ってしまい、どうも入り込めませんでした。トム・ハンクスが相変わらずトム・ハンクスなのはまだしも、「空港に長期間、トム・ハンクスと閉じ込められた!」というシチュエーションに同化したのがダメだったのかもしれません。
b0087556_2213235.jpg

しかし、どういうわけだかフィリップ・リオレの『パリ空港の人々(Tombes du Ciel)』は、今観てもまったく問題ありません。それどころか、主人公がテーブルの上に小物でパリの地図を描くシーンでうっすら感動すら覚えるほどです。(この場面は何度観ても好き)


なぜだ?


何となく理由はわかるのですが、おそらく後者の映画は地味であり、舞台が広々とした最近の空港ではなく、主人公の空港滞在期間もほんの数日で、さらには一瞬空港の外に出ちゃったりするからだと思われます。要は閉塞感の問題か。

どちらの映画も空港職員が感じ悪いのは一緒。確かに入国審査官とか感じ悪い人が多いですね。仕事柄しかたないとは思うけど...。

ちなみに今のところ、私の「ベスト空港職員」は、ロンドン、ヒースロー空港の荷物担当者、仮名スティーブ。ヒースローで荷物が行方不明になり困り果てた時に、颯爽と現れたその人は、ス、スティーヴ・マックィーン!?と思うほどソックリさんであった。彼は「ノー・プロブレム!必ず荷物を見つけるよ!」とさわやかすぎる笑顔で去っていったが、スティーブ・マックィーンに似ているというだけで、絶大な安心感と信頼感を人に与えることを知る。1時間後、荷物は無事発見されました。
b0087556_22131336.jpg

さすが、スティーヴ!(ってタダのソックリさんだが。写真は本物のスティーブ・マックィーン。いや〜似てるわ。こんな方でした。多分、同僚からも似てると言われてるに違いあるまい)
[PR]
Commented by 熊猫 at 2006-09-23 22:24 x
先日、北京から香港に戻ってきた時、入境審査のところで隣の列にならんでいた中国人が「これでは入国できません」と言ってパスポートを突っ返されていました。「え?前回はこれで入れたんだけど」などといいながらも「分かりました。謝謝。」と言って引き返した彼。彼がそのままトム・ハンクスになる図を想像してけっこう楽しめました。
Commented by rivarisaia at 2006-09-23 23:54
お帰りなさいまし。引き返してどこに行ったのか、気になります。
パスポートは本当〜に大切ですよ。入国できなくて大変なことになった話を聞いたことがあります。
by rivarisaia | 2006-09-21 22:18 | 映画/洋画 | Comments(2)