小説の映画化
2006年 10月 10日
私は原作と映画はまったく別物だと考えています。映画として完成度が上がるなら、原作改変も全然OKだと思います。『太陽がいっぱい』も原作とは違うけど、映画はすばらしい。
小説と映画の関係は大まかに分けると以下のような感じだと思われます。
結果が「a」であれば文句ナシなのは明白ですが、「b」だったとしても文句はない。逆に、もう1回原作読んでみようかな、という気になったりします。
私の場合、『レッドオクトーバーを追え!』が「b」に当たります。
ブーイングが聞こえそうなので、断っておくと、決してトム・クランシーの原作がつまらないのではなく、あくまでも私個人の問題です。
とにかく軍事関連にうとい私が、小説の内容についていけなかったのが敗因。なにせ大半を占める原潜の描写がサッパリ理解できない。推進機関...ソナー...? そんな奴が読むな!と自分に突っ込みたいところですが、一体いまどこで何が起きているのかまったく把握できず、登場人物も誰が誰だかわからなくなり、途中で断念。
「原潜、わかんねえ!」と何処かの中心で叫んだのは私だけではなく、友人M嬢は「心底、文中に挿絵が欲しいと思った」と言いつつも、やはり途中で断念。でも映画はよかったですね。映画を観て、こういう話だったのか、おもしろいではないか!と思ったわけです。彼にモンタナを見せたかった...。今なら小説を読めるかもしれない。
「c」はガッカリ、「d」は論外かもしれませんが、意外に原作がダメだと思っていても、映画がそれを上回ると原作がよくなってきちゃう可能性もある。私の場合、『ハンニバル』がそうかも。原作はいまひとつだったけど、映画を観たら、原作がよく思えてきた...。
小説と映画の関係は大まかに分けると以下のような感じだと思われます。
a. 小説も、映画もよかった
b. 小説は楽しめなかったが、映画はよかった
c. 小説はよかったが、映画がダメだった
d. 小説も楽しめず、映画もダメ
結果が「a」であれば文句ナシなのは明白ですが、「b」だったとしても文句はない。逆に、もう1回原作読んでみようかな、という気になったりします。
私の場合、『レッドオクトーバーを追え!』が「b」に当たります。
ブーイングが聞こえそうなので、断っておくと、決してトム・クランシーの原作がつまらないのではなく、あくまでも私個人の問題です。
とにかく軍事関連にうとい私が、小説の内容についていけなかったのが敗因。なにせ大半を占める原潜の描写がサッパリ理解できない。推進機関...ソナー...? そんな奴が読むな!と自分に突っ込みたいところですが、一体いまどこで何が起きているのかまったく把握できず、登場人物も誰が誰だかわからなくなり、途中で断念。
「原潜、わかんねえ!」と何処かの中心で叫んだのは私だけではなく、友人M嬢は「心底、文中に挿絵が欲しいと思った」と言いつつも、やはり途中で断念。でも映画はよかったですね。映画を観て、こういう話だったのか、おもしろいではないか!と思ったわけです。彼にモンタナを見せたかった...。今なら小説を読めるかもしれない。
「c」はガッカリ、「d」は論外かもしれませんが、意外に原作がダメだと思っていても、映画がそれを上回ると原作がよくなってきちゃう可能性もある。私の場合、『ハンニバル』がそうかも。原作はいまひとつだったけど、映画を観たら、原作がよく思えてきた...。
Tracked
from 1-kakaku.com
at 2006-11-23 07:45
タイトル : レッド・オクトーバーを追え!
ソビエト連邦の最新型原子力潜水艦レッド・オクトーバーが、突然アメリカ東海岸に接近してきた。攻撃か? 亡命か? その真意を探るため、CIAアナリストのジャック・ライアン(アレック・ボールドウィン)は、ラミウス艦長(ショーン・コネリー)が指揮するレッド・オクトーバーに接触しようと試みるが…。 トム・クランシーのベストセラー小説を、『ダイ・ハード』のジョン・マクティアナン監督が映画化した。刻一刻と変わる状況下の最新型潜水艦をめぐる、ソ連側とアメリカ側の登場人物たちの壮絶なかけひきと、潜水艦同士の...... more
ソビエト連邦の最新型原子力潜水艦レッド・オクトーバーが、突然アメリカ東海岸に接近してきた。攻撃か? 亡命か? その真意を探るため、CIAアナリストのジャック・ライアン(アレック・ボールドウィン)は、ラミウス艦長(ショーン・コネリー)が指揮するレッド・オクトーバーに接触しようと試みるが…。 トム・クランシーのベストセラー小説を、『ダイ・ハード』のジョン・マクティアナン監督が映画化した。刻一刻と変わる状況下の最新型潜水艦をめぐる、ソ連側とアメリカ側の登場人物たちの壮絶なかけひきと、潜水艦同士の...... more
by rivarisaia
| 2006-10-10 23:25
| 書籍
|
Trackback(1)
|
Comments(0)